パソコン版を見る

きらめき進学ゼミ

[2014年7月14日]

捕鯨禁止か、クジラの缶詰か。

img1 午後からドッと降りました。
小学生の下校時間じゃなくてよかった。
傘を差しながら歩くのは結構大変ですから。
そして、一休み。
梅雨らしい空模様です。
さて、甲子園で膳所5位。
何のことやらと思ってよく見ると「ディベート甲子園」での順位です。
「甲子園」と名の付く高校生の全国大会はいろいろな種目であります。
近江神宮で行われる百人一首の催しは「かるた甲子園」でしたかね。
さきほどの膳所の健闘は「近畿・北陸地区中学・高校ディベート選手権」での成績です。
中学のテーマは「日本は捕鯨を禁止すべきである。是か非か」で、灘、奈良学園登美ヶ丘、神戸女学院、京都教育大付属桃山、洛南、関西創価、明星の各中学が討論し、灘、奈良学園登美ヶ丘、神戸女学院が全国大会へ。
高校のテーマは「日本は外国人労働者の受け入れを拡大すべきである。是か非か」で、灘、洛南、関西創価、富山第一、膳所が全国大会へ。
テーマだけ見ていると、テレビの討論番組のテーマにあっても不思議ではないような難題ですよね。
ディベートは県立守山中学などでも取り入れられていて、国際社会に羽ばたいていく次世代の育成プログラムの一つで、特に進学校には人気が高いプログラムです。
教育熱心な学校が多い中での膳所の成績は見事なものです。
次はぜひ、全国大会で活躍してほしいですね。
さあ、ではその膳所高校に入るためにはどうすればよいのか。
ニュートンのリンゴの木を見に入るのだけではなく、入学するためにはどのような勉強をすればよいのか。
長い間、何人もの小中学生を見守ってきましたが、膳所高校に合格する子どもたちは、お母さんやお父さんがお考えのイメージとは少し違うかもしれません。
中には、天才肌、秀才肌の子どもがいるかもしれませんが、それはまれですね。
どちらかというと、努力家が大半ではないでしょうか。
コツコツと勉強を続けるタイプ、何事にも一生懸命に取り組む熱血タイプがほとんどだと思います。
小学4年生頃から塾で頑張りだして、中学校では塾の勉強も続けながら部活も3年間頑張り続け、そして、夏の大会の後、夏休みから本格的に受験勉強に取り組む。
そうすると、普通の成績の子どもでも進学校には行けてしまうのです。
膳所、石山、東大津、大津、比叡山などの普通科の高校に進むだけが塾の役割ではありません。
大津商業や瀬田工業など職業科の高校に進学するにしても、推薦入試のための内申点アップ。
また、入試に合格するための5教科の点数が必要です。
そのための学習環境を整え学習習慣をつけていくお手伝いも塾の役割です。
さあ、夏休み。
勉強も部活も頑張っていきましょう。