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きらめき進学ゼミ

[2014年8月1日]

えい、えい、おっ!

img1 今日は堅田高校の体験入学。
午後からスタートと聞いてはいたのですが、見学に行っていた生徒が立ち寄ってくれたのはもう夕方。
プログラムがてんこ盛りだった模様。
いろいろと感想を語ってくれましたが、ちゃんと見るべきところは見てきたようですね。
次の体験入学はお盆明けのようです。
それまでは、しっかりと勉強を続けましょう。
さて、向かいの田んぼの稲もそろそろ頭を下げてきました。
銘柄は何なのでしょうかね。
昔は滋賀と言えば「日本晴」だったでしょうか。
手間があまりかからない割においしいお米で人気があったと聞いています。
その後、「コシヒカリ」の作付けが増えていったようで、「日本晴」はあまり聞かなくなりました。
農協の直売で見かけるのも、「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」ですかね。
朝刊をながめていると、2014年産米の作付け割合の記事がありました。
1位の「コシヒカリ」が36.4%、2位の「ひとめぼれ」が9.7%、3位の「ヒノヒカリ」が9.2%。
やはり「コシヒカリ」がダントツですね。
でも、その数値は2年連続で低下しているのだそうです。
その理由は家庭内調理の減少。
主要産地の新潟県や茨城県では、外食や中食需要を狙って収穫量が多く価格も安い品種への作付け転換が増えているとか。
まあ、そうはいっても自家用はコシヒカリでしょうね。
小学生の理科ではイネの花のつくりを学習します。
イネは不完全花で花びらやがくをもちません。
写真のえいからはみ出して白く見えているのはおしべで6本あります。
めしべはえいの中心部に1本。
夏の花、ヘチマ、カボチャ、ユリなどは他家受粉、虫媒花です。
それに対して、アサガオやイネは自家受粉で、1つの花の中で自分のおしべの花粉によって受粉します。
ただし、アサガオはあのきれいな花を見ても分かる通り、虫媒花でもありますし、イネの育っている様子を見れば、風媒花でもあることがわかります。
もうしばらくは午前中にイネのえいが開いている様子が観察できるかもしれませんね。
さあ、実りの秋へ向けて勉強も頑張る夏にしていきましょう。
がんばるよ!