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きらめき進学ゼミ

[2014年8月30日]

たくましいよ♪

img1 今夜もコオロギの心地よい音色。
鈴虫の音色もいいのですが、身近ではなかなか聞くことが出来ません。
愛好家の方から分けていただくか、あまり好きじゃないのですが、ホームセンターやペットショップで鈴虫を買うかですね。
世話もそれなりにしてやらなければなりません。
小学生の頃に面倒をみたことがあるのですが、結構大変でしたね。
餌をやるだけが世話じゃないですから。
生き物を飼うということは命を預かるわけで、音色を楽しむことだけを目的にするなら、飼うのはあきらめた方がよいと思います。
この前、新聞を読んでいたら、愛好家の方は鈴虫の生育状態を自然の状態に近づけるために、お互い自分の鈴虫たちを持ち寄って交換するとの記事が載っていました。
いい音色の鈴虫が引っ越しするわけです。
そうして、種が後世に引き継がれるとしたならば、鈴虫のお見合いも大切なことですね。
恵まれた環境で育つ鈴虫も魅力ですが、どうもコンサートホールで聴くオーケストラのようで力んでしまいます。
地に足がついた生き方のコオロギの音色の方がたくましくて、あたたかいかなあ。
彼らは自然の中で自分たちの力で懸命に生きている。
小中高生のみなさん、コオロギのように生きなさい。
これは、無理。
なかなか根性がいります。
ただ、鈴虫のように恵まれた環境で生きていけるとは限りません。
コオロギのようなたくましさ、これが大切。
キミたちが生きていくうえで自分を支えていく力になるはずです。
だから、今、キミたちは勉強している。
勉強は考える力をつけていきます。
そう、困難に立ち向かう力、新しいものを生み出す原動力。
さあ、みんな、頑張ろうぜ!