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きらめき進学ゼミ

[2014年9月12日]

サザエさん、ちびまる子ちゃん、ドラえもん♪

img1 今日は朝から電車に乗って塾の先生の勉強会に行ってきました。
えっ、塾の先生も勉強するのか、と思われるかもしれませんが、します。
何を勉強するのか、というと、いろいろですね。
塾というのは、あちらこちらで寺子屋みたいに自然発生的に誕生しました。
1960年代は塾がそんなになかったと思います。
学校の先生や退職された先生が近所の子どもたちを教えていたくらいでしょうか。
1970年代になって現在の形の塾らしいものができ始めて、1980年代になると会社組織の塾が増えていきます。
1990年代からはどんどん増える一方で、集団一斉授業スタイルのものが多かったですね。
2000年代から増え始めたのが個別指導。
ゆとり教育の影響もあるのでしょう。
学力の二極化が進み、集団一斉授業だけでは対応できなくなった。
そこに個別指導が登場。
勉強に困った子どもたちの強い味方となっていきます。
一方、ゆとり教育で育った先生が学校や塾の現場で働くようになります。
20代〜40代の先生は、ゆとり教育世代。
だから、先生も頑張らなくてはならない。
そのようなことで、塾業界でもいろいろなところで勉強会がされています。
今日の勉強会はいろいろと収穫がありましたね。
いろいろな塾の先生の苦労話や工夫を聞ける機会はあまりありません。
おばさん先生も頑張っていたけど、20代の若い先生も頑張っていた。
収穫したものは蔵にしまわずに早速生かさないと!
さて、勉強の秋。
だらだら勉強は、やっているようで、やっていないことがほとんど。
勉強部屋に入って机に向かっているのだけれど、うちの子は勉強しているのでしょうか、とお母さんから相談を受けることがあります。
人の集中力が続く時間には限界があります。
個人差や年齢差はありますが、小学生や中学生が集中して学習できる時間はそんなに長くありません。
まず、サザエさんやちびまる子ちゃんやドラえもんの一話くらいの時間が集中できればよし。
そして、それを二話分、三話分と積み重ねていけばいいわけです。
そこで、ぜひ、勉強部屋に用意してほしいのがキッチンタイマーです。
たとえば、中学生なら苦手教科で20〜30分、得意教科で30分〜40分とかですね。
これを組み合わせて、気分転換しながら勉強を進めるのがいいですね。
ガンバレ!