[2014年10月9日]
今日は夕方から雨。
こんな日は、部活も早く切り上げるように指導があってもよいのではないだろうか。
秋季総体で練習に熱が入っているところだろうけど、今日の天気は読みにくかったかも。
日も沈んで、雨が激しくなってきた中を、雨をよけるように中学生たちが走って帰っていきました。
雨に濡れて、風邪をひいてしまったら元も子もないです。
反省。
今度、そのような中学生が前を通ったら、傘を差しだそう!
そんなことを思いながら、子どもたちを待っていたら、ちょっと遅れて小学生がやってきてくれました。
学校では、反比例が終わったあたりらしいですが、塾では円の面積を先週から頑張りだしました。
ゆとり教育で、円周率が3、というような時期が一時ありましたが、今は3.14です。
そりゃそうでしょう、円周率を3にすると、円に内接する正六角形の周の長さと、円周が同じになってしまう。
そんなことは、いくらなんでも、小学生でも気づいてしまう。
さっさと、3.14にもどってくれてよかった。
ゆとり教育の反動で「ヒポクラテスの三日月」まで教科書に登場。
これは、面白いところだから、がんばらないと。
いろいろな形の円を組み合わせた面積を求める問題で大切なところは計算力。
3.14が付きまとってくる小数のかけ算、わり算を正確に速く計算しないとなりません。
そして、もう一つ大切なのが、式を立て、途中式も書いておくこと。
これが、気分しだいの宇宙遊泳をするような乱雑な計算をしていると、計算ミスをするし、何の計算をしているかまで分からなくなってしまいます。
そのために、ここのところでは、ノート指導をしっかりと。
ちなみに、ノートまとめの指導ではありませんから。
話はもどって、「ヒポクラテスの三日月」。
ここらあたりから、計算の工夫をがんばりますね。
中学入試問題でもよく出てくるパターンですが、3.14の計算は後の方まで残しておく。
すると、あら不思議。
まあ、楽しいところです。
中学のπにつながっていく考え方ですね。
ついでに、ここでは、三平方の定理までからんでいる。
算数、数学の魅力です。
さあ、よい子のみんな、来週もがんばるよ。
今日の写真は小学校の近くの畑にいたキチョウです。