パソコン版を見る

きらめき進学ゼミ

[2014年10月17日]

風車は回らなきゃ!

img1 秋晴れが続きます。
日があたるところはよいけれど、ちょっと離れると寒い。
塾の前を通り過ぎるみなさんの服装も一気に冬モードに近づいています。
今日の5年生の算数は分数。
帯分数の足し算と引き算。
教科書は同じだけれど、学校の先生によって思い入れが違うみたい。
仮分数に直して計算するか、帯分数のままで計算するかの違いなのですが、ここで指導の違いが出ているのでしょう。
仮分数にすると、分子が大きな数になる頭でっかちの状態になりますが、計算の作業としては楽。
中学の数学では帯分数は、まず使わないから、仮分数で突っ走るのはよい。
ただし、数字が大きくなる。
一方、帯分数どうしの計算は、あまり大きな数にはなりにくい。
ただし、仮分数と帯分数のやり取りがあるので、ミスが出る可能性がある。
帯分数というのは結構難しい概念で、計算のやり方をマスターするということであれば、仮分数の計算を推奨した方がよいでしょう。
前者は利便性重視、後者は内容重視。
教科書レベルというイメージは、受け手によってバラバラです。
まず、教科書自体のレベルがころころと変わってきた。
ゆとり教育の反動でまたレベルが高くなってきた。
でも、一度下げてしまったものから上げると、思い通りにいかない。
困った、というのが学校現場の現状です。
そこを踏ん張っているのが、帯分数の先生かもしれません。
算数、数学、理科の世界は解き方が一つではないのが魅力。
それが、ノーベル賞につながったのですから。
塾でできること。
また、ひとつ増えました。
昨日の写真は「百葉箱」。
小学生の理科で登場します。
この百葉箱、立派です、中を見てみたい!
今日の写真は近所のスーパーにある「風力発電機」。
まず、風車は回らなきゃ!