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きらめき進学ゼミ

[2014年12月1日]

イカカニ合戦♪

img1 今日は雨降り、降ったり、やんだりです。
山の方は煙って、上の方は見えません。
比叡山方向から、南の山の方へ目を移すと、雲の合間から薄日が差していました。
一雨ごとに、冬本番へ。
昨日は、田舎の叔母さんがカニを送ってきてくれたので、夜はカニと格闘。
いわゆるズワイガニ、通称、松葉ガニ、越前ガニと呼ばれるものは高価なので、ほとんど田舎では食べませんね。
あれは、観光客のみなさんが食べるもの。
お手ごろな旅館やホテルで出されるものはロシア産が多いですね。
よくスーパーで見かけるやつです。
でも、カニに国籍はないから、日本のカニと味も変わりませんよ。
本物と出会いたい方は、ちょっと奮発してください。
本物はタグがついているので、本物だぞ、と実感できますよ。
では、地の人はどんなカニを食べるかというと、ズワイガニの雌、通称、セコガニ、あるいは、ズワイガニでも、種の違う紅ズワイガニです。
紅ズワイというくらいで、ゆでたものを比べたら、紅色なので、すぐに判別できます。
これから、お歳暮の時期になりますが、もし、カニ缶が入ったものを手にされたら、その缶詰のカニが何かをよく見てください。
紅ズワイのものが多いですね。
実は、カニの脚の実入りがよくて、缶詰にはもってこいなんです。
同じサイズのズワイガニと紅ズワイでは、購入金額の違いは5倍から10倍くらいの差があるでしょうか。
手ごろなものに当たると、紅ズワイは一杯、つまり一匹1500円から2000円くらいで手に入ります。
まあ、ぜいたくしたと言っても、ファミリーレストランでちょっと奮発したメニューを頼んだのとあまり変わりません。
ということで、昨夜は紅ズワイを一杯やりました。
さて、カニとくれば理科。
中学生の理科は、ゆとり教育の頃と比べると、随分パワーアップしていますよ。
2年生で学習する内容で、動物の分野があります。
今の教科書では、無脊椎動物のなかまが復活しています。
中学校によっては無脊椎動物の体のつくりを見るためにイカの解剖を取り入れるところもありますね。
スルメイカなら安く手に入るので、素材として適しています。
この冬休み、理科の勉強を兼ねて、イカやカニと格闘するのも面白いかもしれません。
今日の写真は、冬が近づく大津の山々。
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