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きらめき進学ゼミ

[2015年3月7日]

ガラッと変わって…。

img1 午後から、ポツリ、ポツリ…と。
県立高校の出願倍率が確定。
お父さん、お母さんの頃の入試制度とは、ガラッと変わってしまって、う〜ん、入試制度だけじゃないけど。
新聞をお持ちのみなさんは、滋賀版をご覧いただいて、購読されていない方は滋賀県のHPを見ていただいて、何がどう変わったの、と。
お父さん、お母さん向けに少し。
その1、大津学区がなくなり、滋賀県各地から、膳所、石山、東大津、大津などの人気校を受験する生徒が大幅増。
それとは、反対に、八日市、水口東など、湖東、甲賀方面の人気校の倍率がダウン。
その2、ゆとり教育が続いた結果、受験生の学力差が広がる一方。
普通科志向は続き、ローカルの高校も定員割れはまれ。
私立の綾羽高校の人気の影響もあり、大津清陵、能登川などの昼間の定時制も人気。
その3、進路選択の幅の広さに対応するため、総合学科の高校が大幅増。
その4、景気の低迷が続いた結果、商業科、工業科、農業科の人気も高い。
大きくは、こんなところでしょうか。
このあと、子どもの数は減っていくことが予想されるので、高校の統廃合、学科の再編などが進むと考えられます。
では、高校入試にどのように対応していけばいいか。
その1、学習面では、ゆとり教育に終止符が打たれたので、学習内容はお父さん、お母さんの頃よりも難しい。
その分、学力差は縮まるどころか、広がる一方。
したがって、学習習慣の確立が課題となります。
その2、高校選択の幅が広がっているので、子ども任せの、行ける高校へという選択から、行きたい高校を選ぶという方向へ。
たとえば、通学時間が長くなることや交通費を差し引いても、倍率が比較的穏やかな、彦根東、八日市などの伝統校は、進学校の選択としてはおススメ。
その3、大学進学の意識が高い場合は、地元の比叡山高校など、推薦枠を多く持つ私立高校の選択も視野に入れる。
その4、目的に応じて、学習塾の利用を考える。
塾もお父さん、お母さんの頃とはスタイルが変わって、いろいろ。
たとえば、個別と名前がついても塾によって対応が様々。
気が付いた点を挙げるとこんなところですかね。
なんか、プチ「高校進学セミナー」になりました。
学習相談は、いつでも、どうぞ。
さて、そろそろ中学2年生が実力テストの勉強に来るかな♪