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きらめき進学ゼミ

[2015年8月26日]

滋賀丸の船長が目指す進路は…。

img1 夏休みも残り僅かになってきました。
中学3年生は、明日から実力テスト。
新研究の提出物など、どうにか仕上がった様子。
1、2年生も部活で宿題点検があるから、がんばっていましたね。
あとはテストで頑張ってもらわないと!
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そうだ、テストとくれば、全国学力テスト。
全国順位が公表されるから、がんばらないといけませんが、スタート以来、上位県と下位県の大幅な入れ替わりがおきていないということは、取り組み自体に差があるのでしょう。
相変わらず、北陸三県、富山、石川、福井は強い。
トップを走る秋田、福井の位置は揺るがないですね。
何がどう違うのよ、と言うことですが、多分、引っ越してみれば見えないものも見えてくることでしょう。
住んでいるところが違うということは、とても大きな要因なのでしょうね。
太平洋側に比べて日本海側というのは、いろいろと恵まれていません。
冬なんか、雪がどっさり降って、自然相手だから、どうすることもできないわけで、そうなると、苦労しながら生き抜いていく知恵も生まれてきます。
東京、大阪、名古屋…、三大都市圏は便利な生活を送れるわけですが、田舎になれば、そんな便利なモノなどがあふれているわけでもなく、まあ、なくてもいいことが多い。
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ペリーのドーンと一発からニッポンの近代が始まり、世界に追いついて、そして、国民は何もわからないまま振り回された時代から、高度経済成長を経て今のニッポンがあります。
歴史の勉強でいろいろと話をしますが、通り一遍の話じゃなくて、その時代の人になって考えると、子どもたちがなぜ頑張らないといけないのか、ということもわかってきます。
先人たちは、なにくそ、と思いながら道を切り開いてきたわけですよね。
学力テスト上位県は、裏日本と称される精神的、生活面でのハンディをナニクソに置き換える風土で、未来を担う子どもたちを育てるという気持ちが人々に根付いているように思います。
今日は、実力テストの勉強を兼ねて、沖縄県の入試問題を解きましたが、やはり、47位の内容でした。
滋賀県もこの前の入試から一教科50分になり、問題の内容もやや変わりましたが、50分入試の他府県の問題、分量と比べると、明らかに少ない!
この際、入試問題を目指すハードルの高さにしたらどうでしょうか。
写真は、日本海の漁船団。
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