パソコン版を見る

きらめき進学ゼミ

[2015年9月3日]

じっとしていても何も始まらないよ!

img1 朝はそんなに降っていなかったけれど、午後から雨降りです。
日吉中学はテストが終わったけれど、比叡山中学は明日がテスト。
どちらの中学も夏休みの課題は、英数国理社の5教科あるのだけれど、力の入れ方が多少違うのでしょうか。
休み明けテストは、日吉が英数国に対して、比叡山は英数国理社。
まあ、ある程度、課題と連動した内容のテストだと思うのですが、中1も中2も5教科の方がいいと思いますね。
img2
理由は、高校入試も5教科であること。
推薦入試や私立の入試では、限られた教科の入試の場合もありますが、その場合は、通知票の成績、内申点が入試の判定材料になります。
その内申点も5教科、または実技教科も含めた9教科です。
理由その2は、英数国は主要な教科のわりに、努力がなかなか反映されない教科です。
だから、苦手になると、得点アップも厳しくなってきます。
この積み重ね教科は、ふだんの学習習慣がそのまま成績となっていきますから、嫌いになると悪循環に陥る可能性が高いです。
それに対して、理科、社会は、季節ものみたいなところがあって、部分、部分で理解が進めば、その範囲のテスト成績は努力した分、結果として現れやすいです。
img3
理科、社会は暗記科目だから…、と後回しにされることが多いかもしれませんが、勉強した手ごたえを実感させるには、この2教科は、英数国を後回しにしてでも、先発で勉強させる値打ちはありますね。
特に勉強が好きでない、まあ、はっきりいって嫌いな場合は、理科や社会を勉強すればいい。
やっているうちに、理科や社会のテストの点数がよくなれば、生徒本人は悪い気はしないわけですから。
そのいい気分になっているときに、数学や英語なんかを勉強するようにもっていく。
これが、作戦としてはおススメです。
人はだれでも嫌いなものにはなかなか手がつかない、でも、嫌いじゃなければなんとか体は動きます。
食べ物の好き嫌いをなくすのと似たようなものでしようね。
写真は、じっとしていても何も始まらないよ、とカボチャ畑のクモの働きぶり♪
img4