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きらめき進学ゼミ

[2015年10月12日]

よく遊び、よく学ぼう♪

img1 朝から良い天気ですよ♪
晴れて、体育の日。
スポーツ庁が体育の日に合わせて2014年度の「体力・運動能力調査」の結果を公表。
1964年の東京オリンピックを契機に始まった調査で、今回が51回目。
新聞の見出しは、「子どもの体力向上鮮明」、これはよいのですが、小見出しは「得意・不得意二極化」とありました。
学力でも二極化が進んでいて…、体力も同じですか…。
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主に敏しょう性をみる反復横跳びと、腹筋を使う上体起こしが、伸びている能力。
体の使い方が重要とされるボール投げや立ち幅跳びが、低迷している能力。
このように二極化しているようです。
記事の大学教授の分析によると、伸びている力は、自治体などの体力向上の取り組みの成果が出てきた結果のようで、一方は幼児期から身に付けるべき動きなので、体育の授業では補いきれず、克服しにくいのだそうです。
それならば、どうしたらよいの、と思いながら読んでいたのですが…。
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学力と同じように、仕組みで解決できるところと、出来ないところがあるように思います。
幼児期ということですから、幼稚園や保育園、こども園での子どもの過ごし方に期待できるでしょうが、そのためには、小中学校と同じように、国や自治体が本気で取り組んでくれないと、現場任せではどうしようもありません。
そして、家庭での過ごし方。
学力をつけるための教材やツール、枠組みと同じように、体力をつける仕組みがもっとあればいいと思うのですが、これというものが見当たりませんね。
やはり、一番いいのはコミュニティスクールでの活動でしょうか。
形ばかりの活動ではなくて、子どもたち本来の活動、つまり、「遊び」の活動があればいい。
放課後の小学校の運動場で、幼児や小学生が遊んでいる。
先生や地域の元気なおじいさん、おばあさん、将来子どもと接する仕事に就きたいと考える、高校生や大学生、みなさんが交代で子どもたちとまみれながら、大人も子どもも遊んだらいい。
遊んでいるうちに体力もつきますから♪
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