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きらめき進学ゼミ

[2016年2月22日]

前向きに、さあ、伸びるよ〜♪

img1 さあ、どうかなあ、と推薦・特色速報なるものを目で追っていたら…、あった、ありましたよ!
今年度から始まった、東大の「推薦入試」、京大の「特色入試」。
東大の場合は3,000人を超えるとされる入学者の内、今回の推薦入試では100人程度の募集定員に対して173人が出願、77人が合格したようです。
これからの時期、毎年、大学合格者記事が掲載される新聞社系列の週刊誌だから、途中経過としては信頼できるでしょうか。
それによると、気になる県内の高校からの合格者は…、膳所(滋賀)、とありました。
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では、これをどのように受け止めるかということですが、一言でいうなら、膳所高生、膳所高校よくやりましたね、です。
滋賀県を代表する進学校の生徒、高校が、きっちりと実績を上げたということですね。
東大の推薦入試の基準は…、いったいこの推薦要件を満たす高校生はいるのですか、というような内容です。
論文や科学オリンピックなどでの入賞、TOEFL iBT100点以上など、とてつもなく高いハードルです。
ちなみに、TOEFLの基準は確か大阪府だったかな…、高校の英語の先生に求めているレベルで、英検でいうなら1級くらいでしょうか。
外国の大学、有名どころで言うと、ハーバード大やケンブリッジ大…、そのような大学の授業をちゃんと英語で受ける力がありますよ、という語学力です。
実際に、記事の大手予備校や高校を通しての合格者アンケートでも、その基準に近いレベルの生徒が見られましたね。
東大と京大が目指すところは、優秀な学生が海外の大学に流出するのを引きとめたいというのが第一の理由のようです。
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滋賀は小学生、中学生の全国学力テストではあまり芳しくありませんから、滋賀の教育って駄目じゃないの、と思っていたのですが、少し考え直さなければなりませんか。
新聞に目を通していたら、文科省が検討中の「高校基礎学力テスト」についての記事が載っていました。
高校内にあるパソコンを使って受験することを考えているようです。
CBTと呼ばれるパソコンを使って答えるテストで、国語、数学、英語を1、2年生で実施のようですが、パソコンの台数が限られているため、受験時期を選べたり、それに伴い、問題や難易度を選択できるようにするのだとか。
このあと、いろいろと入試制度は変わっていきますが、大切なのは、それに振り回されずに、自分の目指す方向に向かって地道に勉強を積み重ねていくことです。
さあ、がんばっていきましょう♪
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