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三田学院

[2016年7月5日]

勉強できない子の共通点

仕事がら勉強ができない子とお会いする機会が多い。

勉強ができない子・成績が伸びない子には共通点があります。

・忘れ物が多い(ハンカチ、ティッシュ、文房具、教材、宿題、提出物など)
・状況判断ができない(先生や級友などに配慮できない)
・素直でない(気づいていない人もいる)
・粘り強さがない
・上手くいかないと他人のせいにする、自分勝手である(気づいていない人もいる)
・自分で考えようとしない、すぐに聞く(良いことだと勘違いしている人もいる)
・学ぶ意義や楽しさを理解できていない、知らない(気づいていない人もいる)
・楽しいことを優先し面倒なことは先送りする、計画性に乏しい
・宿題しかしない、あるいは宿題すらしない
・習っていないことは分からなくても良いと思っている
・ゲーム機が与えられている
・スマホが与えられている(ゲームやSNSができる)

このうち半分以上に当てはまると重症です。

勉強ができる子、成績が伸びる子の特徴を書きましょう。

・素直な心で勉強に取り組める
・粘り強く勉強に取り組める
・自分で考え抜くことができる
・計画性をもって行動できる
・勉強に必要なものを自分で揃えることができる
・学ぶ意義や楽しさを知っている、みつけている
・学校や塾などで習わないことも自分で調べることができる
・ゲームやスマホが与えられていないか、適切に管理されている

当たり前のことかもしれませんが、この当たり前が大切なのです。

「できる子・伸びる子」の特徴を備えている子は、学習塾や家庭教師などの適切な学習機会が与えられれば順調に伸びていきます。

「できない子・伸びない子」の特徴が多数見られる子は、適切な学習機会が提供されても、「できる子・伸びる子」のようには伸びません。停滞したり低下したりすることもあります。勉強に取り組む前の課題を解決することを優先した方が効果が期待できます。

できる子に育つか、できない子になるか、実は保護者の役割が重要なのです。