[2016年9月6日]
港区立中学校案内をご覧いただきたい。
卒業生の進路の欄を見ていただくと、都立高校と私立高校の合格実績が載っています。
ザックリ言うと、都立高校:私立高校=1:3、になっていることが確認いただけると思います。私立の重複合格を考慮しても、都立高校:私立高校=1:2、と見るのが妥当でしょう。
都立高校には、人気のない工業系や商業系が含まれ、また定時制、エンカレッジ、チャレンジも含まれていますので、一般にイメージされる都立高校の比率はさらに少ないと思われます。
これを生徒数100人(学級数3)で見ると、30人前後しか都立高校へ進学していないことになります。3学級の場合は、クラス生徒数約33人中10人程度です。
さらに、誰もが認める「都立進学校」となると、3人程度になります。つまりクラスで1番でないと進めないことになります。
「(都立)準進学校」を合わせても5人程度ですので、クラス2番が目安になります。学年5〜6番くらいです。
これが生徒数70人、学級数2クラスですと、3分の2になりますので、都立高校進学者約20人、都立進学校2人、都立準進学校までで4人くらいが目安になるでしょう。
過半数どころか、大多数の人は、都立高校へ進めないのです。