[2017年8月1日]
受験で迷走する親が後を絶たない。中学受験で顕著だ。
・中学受験をすべきか否かと迷走する。
・中学受験に向いているのか否かと迷走する。
・どう取り組んだら良いのかと迷走する。
・成績が期待通りでないと迷走する。
・成績が期待通りにならないと迷走する。
・どの学校がわが子に合っているのかと迷走する。
・塾のちょっとしたことが気になって迷走する。
・根拠のない噂や評判を聞いて迷走する。
親が迷走すると、子の勉強が順調に進まない。よって受験がうまく行かない。
成績不振を受験生である子どもの問題と訴えながら、実は「迷走」する親の問題であることが多い。それにもかかわらず、子の問題だと思ってしまう。
もちろん親本人はまったく気がついていない。すでに病んでいるから気がつかない。そして、いつまでも「迷走」から抜け出せない。
・決められない
・決断できない
・信じることができない
・方針が定まらない
・自分を客観視できない
・わが子を客観視できない
・状況を客観視できない
・右往左往する
・根拠のない意見に振り回される
・根拠のある意見を受入れられない
そんなアナタは「迷走する親」だ。
アナタが「迷走」から立ち直らなければ、わが子の受験は成功しない。
アナタが「健全な判断力」を取り戻せなければ、わが子の受験は成功しない。
「迷走」する保護者をもつ受験生に待っているのは、悲惨な結末だ。
中学受験で病むのは受験生だけではない。病んでしまう親も、また多いのだ。
大手「中学受験専門塾」や(大手からスピンオフした人が運営するような)中堅「中学受験専門塾」からの転塾生を受け入れたくない理由がここにある。大手「中学受験専門塾」や(大手の真似をするような)中堅の「中学受験専門塾」にわが子を通わせる親に、「迷走」する親が多い。
親が「迷走」するなら中学受験は止めた方が賢明だ。しかし、その親が、高校受験であれば「迷走」しないとは限らない。子が成長した分、親が「迷走」しても、悪影響が少ないかもしれないというだけだ。
「迷走」する親の下で育った子に、取り返しのつかない『勉強姿勢』を身につけてしまっている子が多い。
ウチは磨き間違えてしまった石の修理屋ではない。砕けてしまった石の修復屋でもない。
ぜひ原石のままで来てほしい。