[2018年1月18日]
もう出願が締め切られたから、今年度の合格者と不合格者の人数も、そろそろわかる。今週末前後だろう。
Q:大量に出るであろう【都立中残念組】は、その後はどうなって行くのか?
巷では【都立中残念組】の情報が足りない。絶対的に不足している。
これが、甘い考えで都立中を受検する人が多いことにつながっているのではないか。
受検する人の情報はネット上にあふれている。しかし、合格組のその後の話は見つけられても、残念組のその後の話を見つけるのは容易でない。合格発表が過ぎるとプツリと情報が出てこなくなる傾向がある。
知りえた情報を暴露するのは簡単だ。
しかし、『残念組』が自ら語ってくれてこそ、人の心を打ち、価値ある情報が受検生にまで行き渡る。
『残念組』にお願いしたいことがある。
・突然に姿をくらまさないこと
・不都合な真実から逃げないこと
・安易にリセットしないこと
・言い訳しないこと、人のせいにしないこと
・ごまかさないこと、だまさないこと
・しっかりと原因究明すること
・真実を語り、伝えること
・家族の心構えは適切だったか
・本人の心構えは適切だったか
・準備期間は適切だったか
・準備手段は適切だったか
・本人の能力はそもそも足りていたか
・適切な対策をしたか
・親子ともに都立中のことを正確に理解していたか
Q:『なぜ』合格できなかったのか?
Q:『残念』なことになった本当の理由は何か?
『残念』の原因や理由を洗い出し、解決していかなければ、失敗は繰り返されていくことになる。
残念な経験が無駄な経験になってはいけない。
『残念な結果』と真正面から向き合い、素直に反省することが大切だ。
『素直な反省』から得られた新たな知見を、正直に語り、広く伝えていくことが大切だ。
それにより、わが子を『成長』させることができる。
そのことは、多くの『人助け』をすることにもなる。