[2018年2月11日]
今年の中学受験と高校受験を振り返ると、反省すべき点や、修正すべき点が多々あった。新年度は、この教訓を生かして、さらなる高みを目指していく。
今年、痛感したことは、『目標達成のためには微塵も妥協をしてはいけない』ということだ。
募集基準や募集時期は、当初、目標達成に必要な最低限の水準や時期を設定したはずが、しだいに緩くなってしまった。これらは決してしてはいけないことだったと、改めて痛感した。
募集時期や募集基準の厳格な運用は、可能性のある受験生を切り捨てることにもなりかねない。しかし、その比率は高くはなく、むしろ、募集時期や募集基準の弾力的な運用は、多くの可能性のない受験生に入塾や通塾継続を許すということになってしまい、そのことの方が罪深い。
たとえ多くの受験生の入塾や通塾継続を断ることになったとしても、たとえ受験生のいない年になったとしても、コース別の基準や時期は、適切に運用しなければならない。それが、基準や時期を適切に満たして入塾し、その後も指導に従って励んでくれる塾生や保護者に報いる道だ。そして、指導の成果を正しく世に評価してもらうことができる唯一の道だ。
それが、レーゾンデートルであると、存在価値なのだと考える。
新年度は、中学受験でも、高校受験でも、過去最高の実績を目指す。そう固く決意する。
補足
今年度、高校受験については、全ての日程が終了していない現時点においても、すでに昨年実績を上回る推移をしている。大きな反省点はない。微細なチューニングで、来年度も実績を伸ばしていけると考えている。このスタッフ日記の読者の方々を心配させてしまったようで申し訳なく思っている。中学生の募集基準については大きな変更はない。
反省しているのは、おもに中学受験についてである。今年度の中学受験生は小5段階ではゼロ名であった。もともと空白の学年であった。そのまま空白にしておけばよいところ、小6で数名ながら受け入れたことで、実績が低下したかの如く誤解を与えることとなってしまった。その点を反省しているだけだ。
今年度の中学受験合格実績も、すべて小6入塾者による合格実績だということを踏まえて見ていただければ、十分に評価いただけるであろう。
この小6で入塾された数名も、小6入塾としては輝かしい成果を上げてくれた。特に、1年に満たない期間での伸び幅としては過去最高であった。入塾時からすると、偏差値で10ポイント大きく超える中学に合格できた。誇りに思える受験生であったことに何ら違いはない。もし、十分な指導期間を頂けていたなら、すべての望みをかなえてあげられたであろう。
今後は空白や座席に余裕がある学年やコースが生じても、募集基準や募集締切時期を緩和することはないということが趣旨である。ぜひ、締切と基準を満たして入塾されることを願う。そうすれば必ずや満足していただけると確信している。
追伸
港区ばかりではなく、目黒区、品川区、大田区、世田谷区、練馬区、浦安市などからも、入塾を検討してくださる方がいらっしゃいますことに、この場を借りまして、心よりお礼申し上げます。
都営浅草線、都営大江戸線、都営三田線、JR線、京浜急行線などをご利用いただきますと、交通至便なことにお気づきになられるかと思います。
白金、広尾、恵比寿方面からは都営バス便も便利です。慶応大学正門前で下車ください。お帰りは三田駅前から乗車しますと、始発のため座れます。運行本数も多く、塾生のお気に入りルートの一つです。港区コミュニティーバスの「ちいバス」も、多くが三田駅を起点としていていますので便利です。高輪方面、六本木・麻布方面などが該当します。
都立高校入試対策につきましては、すでに共通問題校の指導は確立しております。自校作成校とグループ作成校の受験指導も行います。志しの高い受験生をお待ちするばかりです。
さらに、都立中学入試対策につきましては、「必勝オリジナル教材」を作成中で、完成にはもうしばらくの月日を頂戴しますが、現場指導の中で磨きをかけており、ご期待を裏切らないものに仕上げる予定です。手前みそにはなりますが、第一弾としてリリース予定の、適性検査?は、秀逸なものになると確信しております。適性検査?・?につきましては、算数、理科、社会に分けての執筆を予定しています。ご期待ください。