[2018年2月25日]
受験シーズンが終わった。あっという間の1年だった。
すでに、次の1年はスタートしている。
でも、ここで、ひと休みさせていただく。しばらく、時間をいただいて、頭の中を整理したい。よりよい指導について、じっくり考えたい。
昨年は、小石川中等に合格者を出すなど、中学受験で成果を出せた。
今年は、東京工業大学附属高に合格者を出すなど、高校受験で成果を出せた。
来年は、難関大学に合格者を・・、とするつもりはない。
まだまだ、中学受験と高校受験の指導法を磨くつもりだ。
有難いことに、今年度は「港区の塾」から「東京都の塾」に脱皮することになりそうだ。やっぱり「東京都の塾」は大げさなので、「東京都心の塾」くらいにしておく。
年が明けてから、新規入塾者が、港区内が「3分の1」、港区以外が「3分の2」で推移している。旧第一学区が多いが、それ以外の学区からの入塾者もいる。有難いことである。この場を借りて、改めてお礼を申し上げる。
このまま行くと、3年程度で港区内の生徒の割合が半数を切る。昨年の春からチラシは打っていないが、もはや打つ意味がなくなるのかもしれない。なぜなら、チラシは港区内にしか打ってこなかったからだ。しかも、チラシの新聞折込は2年間行っていない。
港区外からの入塾者が多いことに加えて、早期入塾者が多い。高校受験を目指す小学生、中学受験と中学受検を目指す小3(新小4)だ。じっくりと、しっかりと、無理なく、育て上げることができる。中には、かなりの光を放ちそうな原石も含まれる。ありがたいことだ。
やっと、少しは指導方針や指導法を正しくご理解いただけるようになったということだろうか。そうであれば、これに勝る喜びはない。本当の意味で一緒に歴史を作っていける。強固なWIN−WINの関係が構築できる。
そう願いたところだが、安心するのは、まだ先でよいと思っている。変な表現だが、まだまだ、尖がることに磨きをかけていく。さらに尖がっていく。尖がりはどこへ向かうか、尖がりはどんな力を発揮するのか、やってみなければわからないところもある。でも、生徒も一人一人ちがうのだから、新しい生徒が次々に入ってくるのだから、世の中も変わるから、それに合わせてドンドン新しい指導法を開発していくのがよいと思っている。だから、指導方針と指導法も少しずつバージョン・アップしていくことになる。でも、フィロソフィーは変わらないから安心してほしい。
合格を目指すということ。
それは、合格に必要なことに専念するということだ。けっして、合格から遠ざかることをしてはいけないということだ。厳しい勝負をモノにするということは、そういうことだ。
これは保護者にも当てはまる。というより、保護者にこそ当てはまる。保護者が、合格から遠ざかることをするようでは、受験は失敗する。受験における、親の務めをしっかり理解できていないようでは、受験は失敗する。
アナタにはできる。
合格通知を手にできる。
だから、しっかりと、やりなさい。
親子そろって、しっかりと、やりなさい。
甘く見ない、甘えない、ごまかさない、嘘つかない、逃げない、先送りしない、遅れない。
アナタにはできる。