[2018年2月26日]
都立高校入試の結果発表のみ来週に控え、受験シーズンが終わったので、一旦少しだけ休養したかったのだが、世の中は許してくれないようだ。
『できる子にする!できる子になる!』
でも書いたが、勉強ができるようになるには、大切なことがある。ポイントのみ転記する。
?小3まで:「勉強を生活習慣にする」訓練をする!
?小4まで:「自力で考える」訓練をする!
?小5まで:自力で答えを導き出す訓練をする!
?小6まで:学ぶ「使命」を意識させる!
?中学入学時まで:「勉強最優先」を常に意識させる!
親は自分の子どもを過保護に育てているとは思わない。しかし、勉強に関しては言えば、過保護に育てられたかどうかは、スグに分かる。
・ちょっと辛いだけで、スグに投げ出す。
・ちょっと分からないだけで、スグ手が止まってしまう。
・難しいと、スグへこたれる。
・辛いなら我慢しなくていいのよ、という言葉を心の中でいつも待っている。
・辛いなら我慢しなくていいのよ、と言われたら、本当に我慢できない。
・挑戦できない。
・乗り越えられない。
中学受験でも、高校受験でも、スグ分かる。
・中学受験なら、例えば、塾に行きたくないと言う。
・高校受験なら、例えば、私立単願にしたいと言う。
低学力の子に多いが、中高学力の女子にも多い。前にも書いたが、女子に甘い親が後を絶たない。
子の気持ちを聞くところが甘い。子の好きなようにさせるところが甘い。子どもは訓練しないと成長しない。子育てとは、子を訓練することだ。けっして、子を甘やかすことではない。後で気がついても、子育てはやり直せない。
10才の壁と言われるが、実は小5から小6にかけて課題が顕在化することが多く、その原因は小4までにあることが多い。しかし、小5や小6でも手を抜いてはいけない。いつ崩れるかわからない。常に訓練を怠ってはいけない。子育て終了まで訓練期間は続く。
ただし、思春期になると、訓練が難しくなる。反発するから難しくなる。よって、思春期を迎えるまでが勝負となる。気をつけないと、女子だと早ければ小5で思春期入りする。訓練がぐっと難しくなる。
だから『小4までが勝負』だと、何度も繰り返し言っているのだ。
「まだ小学生だから」と「女の子だから」と甘やかせると、そこまでのヒトになってしまう。
大人になるまで受験から逃避し続けられない。就職試験も受験でしょ。大人になっても受験から逃げられない。営業成績や業績評価も、試験みたいなものでしょ。もっと言えば、子育ての成果の良し悪しも、試験みたいなものでしょ。
親が甘いと、子も甘い。
親が逃げると、子も逃げる。
親が頑張らないと、子も頑張らない。
頑張らない受験などない!
頑張らない生存競争はない。
それは生きることを放棄すること。
アナタがネズミなら、真っ先に捕食されて、この世にいない。
アナタがシマウマなら、真っ先に捕食されて、この世にいない。
どこまでも運よく逃げ続けられない。
いつまでも運よく逃げ続けられない。
だから頑張るしかない。
それが、生きるということ。
頑張らない受験などない!
頑張らない勉強はない。
それは勉強とは呼ばない。
受験勉強を頑張ること、それは、頑張って生きるということ。
それでも頑張らないの?
それでも逃げるの?
逃げても、楽にはならないよ。
実は、頑張った方が楽になるんだよ。
それは、頑張った人にしか、わからないんだけどね。
本気で頑張ったことがないんでしょ。
本気で頑張ってみなさい。
楽になれるから。
本気で頑張ってみなさい。
頑張れるように、なれるから。
アナタは、頑張れる人だから。