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三田学院

[2018年3月11日]

大学合格速報

大学合格速報が明らかになりつつある。昨日から興味深く見守っている。まだ公表を行っていない学校もあるだろうから、浪人の捕捉ができていないこともあろうから、暫定値でしかないことは承知しなけらばならない。よって、コメントするのは時期尚早だろう。しかし、予想に違わず、キレイに並んだ。転記ミスがあるかもしれないが、そこはご容赦くだされ。

(3月11日午前9時時点)

■小石川36
東京12、京都2、一橋4、東工8、医学部医学科10

■都立武蔵31
東京13、京都1、一橋6、東工1、医学部医学科10

■両国23
東京03、京都2、一橋3、東工8、医学部医学科07

■立川国際14
東京04、京都0、一橋3、東工1、医学部医学科06

■富士11
東京02、京都0、一橋1、東工2、医学部医学科06

■桜修館10
東京05、京都0、一橋2、東工2、医学部医学科01

東大の合格者数だけで学校の実力を評価するなどという愚かなことはしない。もちろん、上記の「東京、京都、一橋、東工+医学部医学科」という尺度にも満足していない。

並べてみて感じたことは、医学部医学科の合格者数が、学校の実力を、かなり正確に代弁している可能性があるということだ。とても興味深い。今は「東大より医学部」の時代だからであろう。

さて、総合的な実力評価では「トップ13大学」が適切性が高いと思っている。これであれば、関西、中部、北海道や東北、四国や九州に所在する学校も「ほぼ」比較評価できる。ただし、現時点で他の国立大学の合格者数がつかめない。

東京、京都、大阪、名古屋、東北、九州、北海道、一橋、東工、筑波、広島、神戸、東京医科歯科だ。

首都圏だけで比較するなら、これに、お茶の水、東京外語、東京学芸、首都大学東京、横浜国立、横浜市立、千葉までを加えれば、「ほぼ」正確に実力がわかるのではないかと思う。

これに、地方別なら地方の伝統のある国立大学も加えてもいいのではないか。北陸なら金沢大学と新潟大学、東海なら静岡大学と信州大学、中国なら岡山大学、九州なら熊本大学、長崎大学、鹿児島大学あたりが考えられる。

「ほぼ」と書いたのは、法学部法学科、獣医系学部、水産系学部、歯学部、薬学部などは、国公立大学でもすべて揃っているところは少ないので、地方の国立大学を希望する優秀な学生を補足できないからだ。

私立大学は、国公立大学との重複合格の調整が必要になってしまうので、対象大学に含める必要はなかろう。首都圏なら、慶応大学の伝統学部の合格者総数で「ほぼ」実力が比較できるのではないだろうか。

以下は、オマケ。

■東京大学(抜粋、3月11日午前9時時点)
<都立高校編>
都立国立高校:25
都立西高校:19
都立戸山高校:11
<個人的注目校>
愛知県立岡崎:26
渋谷学園渋谷:25
千葉県立千葉:22
埼玉県立埼玉:21
豊島岡女子:21
海陽学園:12
愛知県立刈谷:8
愛知県立一宮:7
愛知県立明和:7
埼玉県立春日部:6
広尾学園:1

■京都大学(ベスト11、3月11日午前9時時点)
大阪府立北野:82
洛南:76
西大和:57
堀川:44
甲陽:42
灘:39
愛知県立明和:27
愛知県立岡崎:20
静岡県立浜松北:20
愛知県立一宮:19
愛知県立刈谷:15