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三田学院

[2018年3月17日]

適性検査算数と特殊算

やっと春めいてきた。

私立中受験専門塾と違って、高校入試と大学入試までが終わって、やっと新年度入りできる。

まだ、旧年度の大掃除が終わっていないが、目途がつきつつあって、かたずけをしている最中に、新年度の新しい挑戦目標のアイデアが浮かんでくる。

新年度は、高校数学の指導負担が増えるかもしれないが、この指導法は確立されているので、研究開発に充てる時間はさほど必要ないだろう。

今注目しているのは、「適性検査算数」の指導の完成である。「適性検査国語(適性検査?)」については、旧年度までに、共通問題化を踏まえた最新版の指導方法が完成した。正確には、小石川合格者の指導で完成し、その集大成に目途がついたのが旧年度であった。

新年度は、これに続き「適性検査算数」の完成を目指す。適性検査算数に特に負担を感じない小石川や武蔵レベルの受検生と比べ、多くの都立中受検生は、「適性検査算数」の攻略に苦戦する。小学校算数が完璧なくらいでは、合格レベルまで引き上げるのは容易ではない。

この「適性検査算数」攻略法の完成に取り組もうと考えている。しかし、新年度も私立中受験生の指導がある。よって、私立中学受験算数、つまり「特殊算」の指導にも力を注がないければならない。しかも、新小5以下には都立中受検生が控えている。こちらも手を抜けない。

ならば、「特殊算」と「適性検査算数」のアップグレードと完成を、同時に進められないか、というのが現在の課題である。

ヒントはある。

共通する頻出分野だ。出題形式が違うだけだ。問(とい)を整理すれば、おそろしく共通している。必要とされる算数能力もほぼ共通している。また、都立中受検生であっても、「特殊算」を含む私立中の「受験算数」の出題パターンを攻略しておけば、難関私立中学を併願合格しやすくなるというメリットがある。

かなり大掛かりな取組になる可能性があるが、しかも「適性検査国語」の電子ファイル化という作業も残るが、今年の取組課題としては不足はないと感じている。多少スケジュールが遅れても支障はない。

・「やさしい特殊算」(3−5年生向)
・「うかる特殊算」(4−6年生向)
・「適性検査・合格算数」(4−6年生向)

完成が楽しみである。

・「適性検査・合格社会」(4−6年生向)
・「適性検査・合格理科」(4−6年生向)

小石川の適性検査?・大問2・社会の差替問題の攻略法が流用できる「適性検査・合格社会」の集大成が次になるかもしれない。

「適性検査・合格理科」だけど、適性検査理科は、問われている内容は私立中の受験理科、ほぼそのまんまに見えるのは、ワタシだけだろうか。ということで、「適性検査・合格社会」と「適性検査・合格理科」は、来年度に合わせて完成を目指そうと思う。

2年後は、秘かな企みがある。都立中攻略法の完成後は、難関都立高の攻略法の確立に本格的に入りたい。今回から自行作成に完全に戻った重点進学校を攻略するのだ。もちろん、名実ともに重点進学校を目指す受験生が指導を受けてくれることが前提となる。もちろん、西でも戸山でも青山でもかまわない。東工大附属でもいいぞ。

その前に、小山台、駒場、三田の攻略をしておきたいが、共通問題なのでノウハウはすでに完成している。いずれ合格実績の欄でカチドキを上げたいと思う。

・「日比谷の攻略・数学編」
・「日比谷の攻略・英語編」
・「日比谷の攻略・国語編」

ローマを見てから死ね!、、もう見た!

小石川合格を見てから死ね!、、もう見た!

日比谷合格を見てから死ね!、、いずれ見る。