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三田学院

[2018年5月18日]

【都立中】 首都模試 2018入試結果 偏差値

首都模試の2018年入試結果の偏差値だ。男子だ。

・小石川、両国、大泉、白鴎、東大付属の難易度アップの予想は的中した。

・九段の難易度アップは予想外だった。

・桜修館は、据え置かれたが、今春は若干緩かったのではないか。白鴎の猛追を受けていたはずだ。

・首都模試は、都立武蔵を高評価しないが、これは首都模試を受ける都立武蔵受検生が少ないからだ。実態の難易度はもっと高いと思った方がよい。

・東大付属は近いうちに偏差値60にのせて来るだろう。

小石川:70(69)↑
69
68
67
両国附:66(65)↑
桜修館:65(65)、九段B:65(64)↑、大泉附:65(63)↑↑
武蔵附:64(64)、白鴎附:64(63)↑
富士附:63(63)
62
61
60
東大附:59(56)↑↑

*カッコ内は前年の入試結果。

ついに、小石川が偏差値70の大台にランクインした。頂上決戦の仲間入りだ。

全体として、さらに難易度が上昇してきている。これは東京だけではない。特に横浜が熱い。大都市の公立中高一貫は、もはや「公立中高一貫」とは呼べなくなった。

横浜市立南:72(70)↑↑
横浜市立SF:71(70)↑
千葉県立千葉:73(73)
千葉県立東葛飾:71(71)
埼玉市立浦和:66(64)↑

都立小石川、千葉県立千葉、千葉県立東葛飾、横浜市立南、横浜市立サイエンスフロンティア(SF)

全国公立中高一貫「御五家」と勝手に命名しよう。いよいよ頂上決戦だ。

灘、開成、桜蔭、渋幕、ラ・サール

全国私立「御五家」と、これまた勝手に命名しよう。ここでも頂上決戦が続いている。

小石川を除く都立中も、全国大会の、準決勝、準々決勝進出レベルだ。

みんなが入学したい学校というのは、こうなってしまう。

アナタだけが、こっそり狙っているのではない。

みんな、おなじことを考えている。

アナタだけが、こっそり合格できるなんてない。

都立中は、もう何年も前から、全国大会レベルの学力自慢が、入学を競い合う学校だ。

部活の「区大会で優勝」とか、習い事の「発表会で表彰」などとは天と地ほどにレベルが違う。

受験は、部活や習い事とおなじように考えていては失敗する。

受験で成功するなら、「勉強最優先」しか、ありえない。

やっとワカッタ?

勉強最優先の意味するところが、やっと、ワカッタ?

勉強最優先でなければ、受からないのがワカルよね。

ただし、正しい時期から、正しい方法で、「勉強最優先」を実践しよう。

・小5や小6からじゃ、遅い。

命を授かったら、スグに開始せよ。

・正解の仕方は、教えてもらったんじゃダメ。

自分の力で正解する努力をせよ。そうでなければ「思考力」など育たないから。自分の力とは「知識・技能」だ。漢字が書けない、計算を間違えるようでは、ムリ。それで合格しようなんて考えるのは、都立中を侮辱することと、おなじ。

高い「知識・技能」を、身につけなさい。
完璧な「知識・技能」を、目指しなさい。

さもなくば、

受験の神様に、見捨てられる。
受検の神様に、見捨てられる。
合格の神様に、見捨てられる。