[2018年8月20日]
お盆を過ぎれば、夏は終わる。
夏の勉強は順調に進んだであろうか。通塾込みで、中3は1日平均12時間、小6は1日平均10時間。この時間数が勝敗の分かれ道だったと、後でワカルことになる。もちろん例外もあるが、例外は例外でしかない。例外を典型だなどと思い違いをしてはいけない。
さて、夏の疲れもでる頃だろうから、今日は軽いネタにしておく。
港区起点で、通学便利度と通学安全度をランキングしてみた。
■距離(港区役所起点、正門終点、直線距離)
?九段(4.3?)
?白鴎(6.3?)
?両国(7.4?、大規模河川を超えるため両国橋経由で計測)
?小石(7.9?)
?桜修(8.4?)
?富士(8.4?)
?三鷹(16.8?)
?大泉(17.6?)
?武蔵(20.0?)
?立国(29.7?)
?南多(36.9?)
*渋谷学園幕張(26.7?)
■通学時間(駅から駅、午前8時到着、バス便の場合も最寄り駅まで)
?九段(芝公園→九段下)15分、7時41分発、216円
*九段(芝公園→神保町)10分、7時46分発、216円
?小石(芝公園→千石)17分、7時41分発、267円
?両国(浜松町→錦糸町)21分、7時37分発、165円
?白鴎(大門浜松町→新御徒町)22分、7時37分発、216円
*白鴎(大門浜松町→蔵前)14分、7時43分発、216円
*白鴎(浜松町→御徒町)12分、7時48分発、165円
?桜修(三田→都立大学)33分、7時24分発、369円
*桜修(神谷町→中目黒→都立大学)21分、7時32分発、319円
?富士(大門浜松町→中野富士見町)35分、7時20分発、299円
?三鷹(浜松町→三鷹)42分、7時16分発、464円
?武蔵(浜松町→武蔵境)45分、7時12分発、464円
?大泉(芝公園→大泉学園)54分、7時06分発、637円
?立国(浜松町→立川)1時間7分、6時51分発、712円
?南多(浜松町→八王子)1時間14分、6時43分発、918円
*渋幕(浜松町→幕張)56分、7時03分発、550円
■駅距離(駅出口から正門までの実際の徒歩経路、段差アリは迂回)
?小石(195m、出口A4)
?九段(220m、出口1)
?白鴎(275m、出口A3)
?富士(455m、出口1)
?両国(495m、南口)
?大泉(615m、出口南口)
?南多(665m、出口北口)
?桜修(815m、出口北口)
?武蔵(820m、出口北口)
?立国(1500m、出口北口)
?三鷹(3200m、出口南口)
*渋谷学園幕張(1400m、出口南口)
■災害リスク
?巨大ターミナル駅を経由または通過
新宿:富士、武蔵、三鷹、立川国際、南多摩
渋谷:桜修館
池袋:大泉
東京:両国、白鴎
?傾斜地・崖地
富士
?大規模河川越え
両国、南多摩
?軟弱地盤
両国、白鴎
?河川氾濫
武蔵、三鷹、富士、両国、白鴎、南多摩
?大規模火災(木造建築地帯経由)
富士、桜修館
?地政学リスク
立川国際(軍事施設)
九段(靖国神社、皇居)
?歓楽街(夜街)リスク
両国(錦糸町駅)、南多摩(八王子駅)、立川国際(立川駅)
ということで、総括。
・九段と白鴎と小石川が圧倒的に便利。総通学時間は25〜35分。
・小石川と白鴎(東校舎)は乗り換えなしで通学できる。
・九段も神保町駅下車なら乗り換えなしで通学できる。
・両国は駅から離れるが次いで便利。総通学時間は30〜40分。
・桜修館は経路により2回以上の乗り換えが必要になる。
・富士と桜修館は片道の総通学時間が約1時間になる。条件次第では1時間を超える。
・桜修館は日比谷線が最寄路線なら便利。神谷町駅、六本木駅、広尾駅利用を想定。
・両国と富士と桜修館は大規模災害時の帰宅に不安。
・桜修館は交通手段の選択肢が狭い。鉄道は1路線のみ。バス通学か自転車通学者に向いている。
・富士は最寄り路線が支線のため、乗換や本数に難があり不便。
・三鷹、大泉、武蔵、立川国際、南多摩は直線距離で10?を超え、通学時間が1時間を超えるため論外。
結論として、九段、小石川、白鴎、両国が、通学の上で、便利で安全と考えられる。
■通学便利度と通学安全度
九段>小石川>白鴎>>両国>>桜修館>富士
■「総合通学おススメ度」(便利度と安全度に、伝統や進学実績を加味)
男子:小石川>両国>九段>白鴎>桜修館>富士
女子:小石川>九段>白鴎>両国>桜修館>富士
港区起点の評価だから、場所が違えば最適解は違ってこよう。
もちろんご参考情報に過ぎない。各自のお好みでどうぞ。