[2018年10月4日]
日能研が発表している「R4偏差値表」が、過酷だ。
とりあえず、見てみよう。
「2019年予想R4一覧・女子」(8月16日発行)より抜粋
67:小石川、筑波大付、桜蔭
66:女子学院
65:雙葉
64:お茶の水女子大附(女子)
63:両国
62:フェリス
61:都立武蔵
60:広尾学園、吉祥女子
59:桜修館、頌栄、青山学院
58:鴎友
57:立教女学院、品川女子(算)
56:白鴎、学習院女子、普連土(算)
55:九段、大泉、三鷹、南多摩、東洋英和A
54:立川国際
53:品川女子?、普連土?
52:
51:大妻
50:共立女子?、安田(先進)?、茗渓??(茨城)
49:富士
小石川67と富士49の差が過酷すぎる。偏差値で18ポイントも違う。いつもの毒舌の「毒の味」も、このR4に比べたら、「蜜の味」ではないか。
近年、難易度が大きく上昇した都立中に、どの学校でもいいから合格し、入学したいというのなら、引き続き、「富士」は唯一の「穴場」かもしれない。
小石川と、筑波大附と、桜蔭が、おなじ偏差値67に並んでいるというのも過酷すぎる。
筑附に行きたい!
桜蔭に行きたい!
とは、なかなか気軽にクチにできることではないと思うが、
小石川に行きたい!
もはや、気軽に口にできることではないことが、ワカるだろう。
4教科学力試験型入試と、適性検査型入試を、どのように一緒に表に入れたのかは不明だが、データを適切に解析していると信じることにしよう。
この偏差値表が適切に難易度を示しているとしたら、「私立最難関中学」に合格するような子たちと、競い合い、互角以上の闘いができなければ、難易度上位の都立中への合格は難しいということになる。
「適性検査おママごと」は、もはや、通用しないんじゃないの。
ちがった、もとから、「適性検査おママごと」は、通用していなかった。
元々、「適性検査おママごと」では、ほとんどが不合格になってたから。
67:小石川、筑波大付、桜蔭
66:女子学院
65:雙葉
64:お茶の水女子大附
この驚異的な難易度をクリアして合格するには「おママごと」ではムリだ。
合格には「秘伝の奥義」が必要だ。
それにしても、品川女子(算数)と普連土(算数)は、なんとか都立中に合格したい人の目標として、絶妙なポジションだ。
都立中に行きたい!
そうクチにするのは、ココを突破デキるように、なってからだろう。
それとも、楽な「おママごと」しながら夢だけ見るか。