[2018年10月17日]
R4の2019予想を、男子も見ておく。
都立中の上位校の男子も過酷だ。
小石川は麻布に並び、私立武蔵と駒場東邦を上回る。
両国は慶應普通部に並び、小石川とともに、ラ・サールや早稲田実業を上回る。
都立武蔵と桜修館は、ともに学大世田谷と学大竹早を上回った。
巣鴨(算数)と世田谷(算数)は、前にも言及したが面白い難易度にある。都立中受検生も、算数では、これらを突破できることを目標にしてはどうだろうか。
男子で、どこでもいいから都立中への合格を目指すなら、「唯一の穴場は富士」だ。コストかけずに高校受験なしの6年間を謳歌したいのなら、東京大学教育学部附もある。コストをかけずに地元公立中を回避するなら、お茶の水女子大附(男子限定)もある。
ただし、東京大学教育学部附は、純然たる実験校・研究校なので、都立中のような進学校としての大学進学指導は、期待できない。
また、お茶の水女子大附は、高校から女子校となるので、男子は、お茶の水女子大附属高校には内部進学できない。よって、高校から外部に出る必要がある。つまり、高校受験が必要になる。そもそも、中学3年間も、半端なくデキのいい女子に囲まれて、相当キツイかもしれない。
「2019年予想R4一覧・男子」(8月16日発行)より抜粋
72:筑波大附駒場
71:開成、灘
70:
69:海陽(特別給付)
68:渋谷幕張??、渋谷渋谷?
67:小石川、筑波大附、麻布
66:渋谷渋谷?
65:海城?、広尾学園(医サ)
64:駒場東邦、武蔵、芝?
63:両国、慶應普通部、渋谷渋谷?、広尾学園?、本郷?
62:海城?、本郷?、早稲田高等、早稲田実業、ラ・サール、函館ラ・サール?
61:都立武蔵
60:芝?、広尾学園?
59:桜修館
58:学大世田谷、学大竹早、本郷?
57:巣鴨?
56:白鴎、世田谷(算)
55:大泉、三鷹、南多摩、青山学院、北嶺
54:立川国際、巣鴨(算)
53:九段、学習院?、三田国際??
52:学習院?、三田国際?
51:三田国際?
50:巣鴨?、世田谷?、三田国際?、安田(先進)?、芝浦工大?、茗渓??、海陽?
49:富士
48:芝浦工大?、宝仙理数インター?(公立)
47:
46:東京大学教育学部附、海陽?
45:お茶の水女子大附
数日前に掲載した、女子と比べると、九段B(男子)が少し平易だという事がワカる。
R4の2011結果と比べると、ほとんどの都立中の男子の難易度も大幅に難化していることがワカる。
「2011年・結果R4一覧・男子」(2011年4月発行)より抜粋
72:筑波大附駒場、開成、灘
71:
70:
69:麻布
68:
67:渋谷幕張?、海城?
66:筑波大附
65:駒場東邦、慶應普通部、早稲田実業、芝?
64:本郷?、海陽(特別給付)
63:武蔵、早稲田高等、渋谷渋谷?
62:小石川、海城?、函館ラ・サール?
61:ラ・サール、本郷?
60:本郷?、高輪(算)
59:都立武蔵、芝?、渋谷渋谷?、学習院?
58:学大世田谷、学大竹早、本郷?、青山学院
57:学習院?、広尾?特
56:両国、世田谷??、広尾?特
55:巣鴨??
54:桜修館、南多摩、広尾?特
53:富士、学習院?
52:大泉、三鷹、広尾?特
51:九段
50:白鴎
49:
48:浦和実業?後
47:かえつ難特??、海陽?
46:かえつ難特?、海陽?
*東京大学教育学部附・・表示なし
*お茶の水女子大附・・表示なし
小石川、両国の上位2校は、これからも進学実績が向上して行きそうである。その他の都立中も、そこそこ期待できる。富士は、この偏差値表が的を射ているのなら、今後は厳しい進学実績を覚悟しなければなるまい。
*九段のポジションが少し気になる。区分Bではなく、区分Bと区分Aが合算になっているような難易度にも感じるが、どうなのだろう。これは女子の難易度ランキングでも感じる。というよりも、女子の難易度ランキングでこそ感じる。