[2018年11月18日]
都立中の本気の併願校候補をシリーズでお伝えしている。
シリーズ第5弾は共学校である。
巣鴨と世田谷は男子校だ。共立女子と山脇は女子校だ。「共学校」で候補はないのだろうか。
共学校なら、東京都市大学等々力中学がある。
2月1日午後に「算数入試」を行っている。
しかも、特待がある。
東京都市大学は、2009年に武蔵工業大学が名称変更して誕生した。
最寄り駅は、東急線沿線等々力駅で、徒歩約10分。ここも、やや駅から遠い。
地理的に「桜修館」との併願に最適ではないだろうか。
2月4日の思考力協働力型入試は、名称から適性検査型入試かのように聞こえるが、グループでの共同作業試験があるので、ややタイプが違う。都立中入試よりも後日程になるので、練習併願校としてではなく、本気の抑え併願としての受験には適しているだろう。
ここの算数入試は、男子の場合、巣鴨や世田谷よりも若干だが平易だ。女子の場合は、山脇よりも高難易度になり、品川女子や普連土に近い難易度になるが、特待がある分だけ挑戦し甲斐がある。しかし、特待合格するには、合格者の中で上位の成績を修める必要があることを、忘れてはならない。
いずれも2月1日午後と同一日程なので、どちらかの学校を選んで受験する必要がある。
尚、男子校の東京都市大学附属と間違えないように、よく確認されたし。