[2019年7月6日]
高校募集の停止が予定されている、都立中高一貫校の、武蔵、両国、大泉、白鴎、富士。
来春の高校募集が最終となるのが、武蔵と富士だ。
その翌年に高校募集を終えるのが、両国と大泉だ。
白鴎は時期が未定だ。おそらく、両国や大泉と同じ年度になるであろう。
都立高校受験を目指す多くの中学生の視界から、早くも、これらの高校が消えつつある。
ということは、もともと優秀な受験生を十分な人数集められず、ボダーラインが実質底抜け状態の年が多かった、富士と大泉は、さらに大穴となる可能性がある。
今の中３は、富士が狙い目だ。
今の中２は、大泉が狙い目だ。
実力は十分に伴っていないが、是が非でも都立進学校に入学したい受験生にとって、この２校は穴場となる可能性がある。
しかも、都立中高一貫校の高校入学枠は、学校や年度によっては、過去に、全員合格の年もあった。つまり、定員割れだ。
武蔵、両国、白鴎も、面白いかもしれない。
今の中３は、武蔵も、面白いかもしれない。
今の中２は、両国も、面白いかもしれない。
グループ作成問題であることが、さらに参入障壁となり、ライバルの減少に拍車をかける。しかし、このグループ作成問題は、自校作成問題よりもはるかに攻略しやすい。しかも、共通問題のようにマークシート式ではないので、多くの記述式問題で部分点も狙える。さらに、毎年出題傾向はおなじなので、小問ごとの攻略法もしっかり事前対策できる。
大博打を打ってみるか？
あるいは、都立中入試のリベンジを果たすか？
それとも、みんなとおなじように、いばらの道を選ぶか？
みんなとおなじ選択が、お得とは限らない。
みんなとおなじ選択が、安全とは限らない。
みんなとおなじ選択が、幸福とは限らない。
ライバルが敬遠して他の都立を選べば、その都立が難化するかもしれない。そこに参戦するのか？
みんなとおなじことをして、勝てた実績があるのか？
みんなとおなじことをして、勝てる自信があるのか？
みんなとは違うことをして、勝つという道もあるのだ。
高校受験が人生の最終目的地ではないのだから、あなたの将来にふさわしい選択肢と思えるのなら、なんの遠慮も、なんの憂いも、感じる必要はなかろう。
あなたに、覚悟と執念と情熱があれば、最後の穴場となるに違いない。
あなたに、覚悟と執念と情熱があれば、最後の楽園になるに違いない。
追伸
未公開の非公式情報だが、富士と白鴎は、それぞれに違った、衝撃的な「大改革」を、水面下で進めている。近い将来に、センセーショナルな発表が行われる可能性がある。もしかしたら、一気に人気が高まるかもしれない。詳細はネット上では書けないが、かなり好感度の高い「大改革」である。「大改革」ゆえに、頓挫する可能性がなくもない。都教育委員会だけでなく文部科学省も関与する内容である。
お願い
もし、学校説明会などで、学校責任者の方々に、本件に関して質問をされる際は、将来の取組や改革についての、素朴な質問として、一対一の質問コーナーなどでされてください。大勢の方が聞かれている場面でご質問されますと、あなたの戦略に不利になる危険性がありますのでお勧めしません。また、当塾の塾生でない方が、当塾の名前を告げられることは、くれぐれもご遠慮ください。よからぬ誤解を招く恐れがあり、予期せぬ方々にご迷惑となる可能性があり、今後耳寄りな情報をお伝えできなくなります。あくまで、本件の内容については、不確かなウワサとして耳にされただけのことにしておいてください。