パソコン版を見る

三田学院

[2019年12月9日]

【都立中】教室記録を更新できるか

中学受験向けの今年度の主要な会場模擬試験は、昨日の12月8日(日)を持って、すべて終了した。

今年は教室記録をいくつか更新することができた。たった数人程度の受験生による記録更新である。

某4教科型有名模試:新記録・偏差値77
某適性型の有名模試:新記録・偏差値69

それぞれは別の受験生の記録だ。

もちろん、数理統計学的に、偏差値75以上や偏差値25以下など、平均値からの乖離が大きい値は、計測値として信用できなくなっていくことを承知している。

いずれも小6下期(11月日程以降)の成績である。小4と小5や、小6上期(10月日程まで)では、さらに高偏差値の記録があるが、小6下期の記録としては最高値を更新をした。

小6の下期目標は次の通りであった。私立御三家校や私国立最難関校が第一志望ではなく、公立中高一貫校や難関私立が第一志望の塾生が多いため、これで十分に闘えると考えたからだ。

某4教科型有名模試:目標偏差値68
某適性検査有名模試:目標偏差値65

暫定的ではあるが、これまでの指導の成果を確認できて安堵している。また、塾生や保護者の方には、ここまでお付き合いいただき大いに感謝している。この場を借りて謝意をお伝えしたい。

実は今年の受験生に「偏差値の爆上げ王」がいる。小6になってからの偏差値向上記録は、昨年までプラス20ポイントちょうどだったが、これを大きく更新した。プラス29ポイントと、プラス30ポイントに迫るものであった。伝説の受験生になる可能性がある。機会があれば、ドキュメンタリーにまとめたいくらいだ。小6から指導を始めた受験生ではない。小4と小5の地道な助走が大切なのである。

さて、来年度は高校受験生が相当に健闘してくれそうな気配であり、期待をしている。

某有名会場模試:目標偏差値70

今年度も、中学受験生は、冬期講習期と1月期を残すのみになった。最後の総仕上げ指導に入った。

大規模な会場模擬試験がすべて終了したことで、指導の自由度や臨機応変度は、かえって広がる。受験生も保護者も模試の成績に一喜一憂することはなくなるからだ。ここからは、適切な志望校にしっかりとロック・オンして邁進すればよいだけだ。

このまま元気に入試会場に向かってくれればと願う。

然らば、相応の結果が待っているに違いない。

*インフルエンザなどの流行疾患の影響を極力排除するため、この時期は、体験授業をお断りしている。ご理解とご協力をお願いしたい。

*受験生に限らず塾生はすべて、咳などがなくても使い捨てマスクの着用をお願いする。おのおのが使いやすいマスクをご用意願いたい。除菌剤を適宜散布するのでマスク着用が健康上望ましい。

*教室に使い捨ての「除菌ウェットティッシュ」を配置したので、目的に沿って使用していただいて構わない。手や顔や文房具の他、教室の机や椅子などを拭いてもよろしい。ただし、補充が間に合わなくなることを回避するため、授業開始前に1回限りの使用を原則とする。それ以外は許可を求められたし。