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三田学院

[2020年3月30日]

【首都ロックダウン】が迫る

どうやら、新型コロナウィルスを、甘く見過ぎていたようだ。

・予防のためのワクチンがない
・治療のための治療薬や治療法がない

・感染爆発すると、病床が足らない
・感染爆発すると、人工呼吸器が足らない
・感染爆発すると、医師や看護師がたらない

・潜伏期間が長い
・感染者に自覚症状がない人が多い
・無意識にウィルスを拡散させている人が多い

改正新型インフルエンザ等特別措置法(新型コロナウィルス特別措置法)が成立したにもかかわらず、実体経済などへの配慮からか、まだロックダウンは実施されていない。

しかし、「経済対策パッケージ」の実施と抱き合わせで、「緊急事態宣言(非常事態宣言)」発令と「首都ロックダウン」が行われる可能性はありそうだ。

諸外国の例を見ると、発令されれば、少なくとも2週間は「ロックダウン」が継続される可能性が高い。

もしかすると、数ヶ月に渡って、ロックダウンが継続されるかもしれない。

そうなれば、リーマン・ショックはもちろん、東日本大震災を上回るような、ダメージが起こるかもしれない。

「ダメージ・コントロール」

このことが、今後、重要なテーマとなるであろう。

ここまでの新型コロナウイルスの混乱で、受験対策を先送りした層や、受験対策を中断した層は、その多くが、このタイミングで、合格戦線から脱落していくのではないだろうか。

健康面での安全を適切に確保した上で、例年通りに受験対策を実施することができた層が、この難局を生き抜いていくのだろうと思う。

「在宅勤務」と「在宅受講」

今回の危機は、学校教育や学習塾の「リモート・アクセス」化を、加速させるであろう。

人類は、過去にも、重大な危機を、叡智で切り抜けて来た。

しかし、切り抜けるまでは、切り抜けられるか、わからない。
しかも、切り抜けられるのは、すべての人とは、かぎらない。

新型コロナウイルス感染症との闘いも、受験競争における闘いも、生存をかけた競争である点において、大差ないのではなかろうか。

重大な危機に瀕してからでは、もう手遅れとなるリスクが高い。
重大な危機に瀕する前に、周到な準備を進めておくべきだろう。

どんな状況であっても、しっかりと準備をしている人がいることを、忘れてはならない。

新型コロナウィルスを言い訳にするようなら、受験で成功することは、諦めた方がよい。

対応を間違え、合格戦線から脱落しないようにと、祈る。


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