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三田学院

[2020年4月15日]

【Zoom】で、飲み屋もオンライン

オンライン会議システムを使った「オンライン授業」は、果たして、授業の適切な代替に、なるのだろうか。

新聞報道(京都新聞、4月13日付)は、「Zoom」を使って「オンライン営業」する「バー」や「スナック」の出現を報じている。

お酒や料理は、お客が用意し、会話や接客サービスに対して料金が発生するという営業内容らしい。料金は、予約時点の前払いで、50分につき2,000円とある。チップの支払いも受け取るらしい。

「Zoom」を使って「飲み屋もオンライン」とは、驚いた。

巷の「飲み屋式の学習塾」の指導の仕組みは、夜の繁華街の接客と、本質的に同じなのかもしれない。

学習の安全性についても、もう少し慎重に考えるべきさろう。

学習専用や教育専用として開発された「学習システム」ではない「システム」を、学習や教育に使用するのであれば、その安全性や適切性を、まずは疑ってみるのが、正しい姿勢であろう。

人の教育について、甘く考えるべきではない、と思う。

甘い考えや、パニック行動で、不適切な学習指導が、「感染爆発」しないことを、祈る。