[2020年6月15日]
東京都教育委員会は、6月11日に、都立中学校の入試日程を発表した。
特別枠:2月1日
一般枠:2月3日
つまり、変更は何もなかった。
これは、この日記でかなり前に事前予想した通りとなった。
出題範囲については詳細は発表されなかったが、前年とほぼおなじになると思われる。
これも、特別な状況が発生しない限り、最終的には、この日記で事前予想した通りになるであろう。
学校や塾の長期休校などで、この「3月、4月、5月」の受検対策が甘かった受検生は、かなり劣勢を強いられる可能性が高い。
学校や塾の長期休校でも、外出自粛要請が出ていても、家などで勉強してはいけないという制限は、一切かからなかったのだから、休校期間のわずかな違いや、学校や塾の対応の違いがあっても、基本的に受検勉強における、有利や不利は、生じなかったはずだ。
これは、高校受験にも、大学受験にも、おなじことが言える。
中学受験や、高校受験や、大学受験は、競争試験である。
漢字検定などのように、ある得点に達した人を全員合格させたりしない。
入試の総合得点の順に、定員に達するまでの受検生に、入学許可が与えられる。
そのことを、勘違いしてはいけない。
夏休みが大幅に短縮される見込みだから、現時点で例年よりも明らかに早く仕上がっていないと、7月や8月以降にライバルからの遅れが鮮明になってしまう。
一瞬の油断や、甘い判断や、勘違いが、勝ちを逃す。
小5や小4の受検生は、おなじような蹉跌を踏まないように、今から計画的に進めておこう。