[2020年10月5日]
おもな都立中学高校の最新の大学進学実績についても確認しておこう。
参考までに、都内の主要な中高一貫校も、併せて赤文字で表示する。
また、おもな茨城県の公立中高一貫校(開校予定を含む)も、併せて青文字で表示しておく。
■日比谷
募集総人数:320名
国公立大学:214名
国公立大率: 67%
■並木中等
募集総人数:160名
国公立大学:103名
国公立大率: 64%
■土浦第一
募集総人数:320名
国公立大学:184名
国公立大率: 58%
■小石川中等
募集総人数:160名
国公立大学: 92名(昨年度)
国公立大率: 58%
■戸山
募集総人数:320名
国公立大学:183名
国公立大率: 57%
■竜ケ崎一
募集総人数:240名
国公立大学:120名
国公立大率: 50%
■都立武蔵
募集総人数:200名
国公立大学: 85名
国公立大率: 43%
■両国
募集総人数:200名
国公立大学: 81名
国公立大率: 41%
■古河中等
募集総人数:120名
国公立大学: 49名
国公立大率: 40%
■青山
募集総人数:280名
国公立大学:111名
国公立大率: 40%
■九段中等
募集総人数:160名
国公立大学: 61名
国公立大率: 38%
■小山台
募集総人数:320名
国公立大学:117名
国公立大率: 37%
■桜修館中等
募集総人数:160名
国公立大学: 54名
国公立大率: 34%
■駒場
募集総人数:280名(体育科30名を除く)
国公立大学: 93名
国公立大率: 33%
■白鴎
募集総人数:240名
国公立大学: 72名
国公立大率: 30%
■竹早
募集総人数:240名
国公立大学: 71名
国公立大率: 30%
■富士
募集総人数:200名
国公立大学: 43名
国公立大率: 22%
■三田
募集総人数:320名
国公立大学: 50名
国公立大率: 16%
■水海道一
募集総人数:280名
国公立大学: 44名
国公立大率: 16%
武蔵と両国と白鴎と富士は、中学と高校からの入学者を合算しているし、九段は千代区民枠(A)を合算しているので、それぞれのご視点で、適切に評価していただければと思う。
小石川は昨年度の国公立大学実績が著しく例年から乖離していてミスリーディングになりかねないため、昨年度の実績をもとにしている。例年50〜60%である。大学入試改革を控えて難関国立大学を挑戦して浪人することを極端に嫌い、早稲田や慶應などの難関私立大学へ進学した卒業生が多かったのではないかと思われる。海外大学を選んだ卒業生も多いようだ。
また、現浪合計で比率を計算しており浪人率は加味していないので、現役だけで並べるとまた違った見え方にはなるだろうと思う。
さて、どのような感想を抱かれたであろうか。
都立中残念組が、高校受験でリベンジを果たすなら、都立三田高校以上が、目標となろう。
都立中学と併願するなら、並木か土浦一がチャレンジ校か最適校として、竜ケ崎一が最適校か安全校として、古河中等か水海道一が安全校として、ほどよい難易度ではないだろうか。