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三田学院

[2021年1月18日]

【都立中】大学入試共通テスト

1月16日(土)と17日(日)の2日間で、大学入試共通テスト(国公立大学一次試験)が行われた。

今は、中学受験や高校受験で気持ちが一杯かもしれないが、難関大学を目指す人は、いずれこの「共通テスト」に向けて取り組むことになる。

そして、この大学入試こそ、受験生の将来を左右する入試となる。ここに辿り着くまでの道のりは、人それぞれでよい。

常々思うのだが、この「国公立大学一次試験」こそ、最悪の季節に実施される。

特に、雪国は、雪と寒さがピークを迎え、とても厳しい。

日程を確認して気がつくことがある。

「国公立文系の受験生は、国公立理系の受験生より、一次試験の試験時間が短く終わる(ことができる)」

1月16日(土)
地歴公民:9:30 - 11:40
国語:13:00 - 14:20
外国語:15:10 - 16:30
英語リスニング:17:10 - 18:10

1月17日(日)
理科1「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」:9:30 - 10:30
数学1 「数学?・数学A」: 11:20 - 12:30
数学2 「数学?」「数学?・数学B」:13:50 - 14:50
理科2 「物理」、「化学」、「生物」、「地学」:15:40 - 17:50

文系受験生の場合、理科2を受験する人は少ないし、場合によっては、数学2を受験する必要がない人もいるだろうから、「1.5日間」となる。

しかし、理系の受験生は理科2まで残って受験するだろうから、「2.0日間」となる。

理系受験生は、より体力と気力が、必要になる。

このままでいいのだろうか?

まあ、難関国公立大学を目指すなら、文系でも「2.0日間」にはなる。

「地理総合」や「歴史総合」が選べるようになれば、この不公平は、いくらか解消するのだろうか。