[2021年2月4日]
適性検査入試を行う国公立中学校で、今年の穴場となったのは、意外な学校だった。
それは、お茶の水女子大学附属中学だ。
今年度から、選抜方式が、学力試験型から適性検査型へと、変更になった。
検査1:算数分野
検査2:国語分野
検査3:理科分野と社会分野
今年度の出願者数は大幅に減少した。
女子:13%減少。
男子:47%減少。
正確に言うと、今年度は、お茶の水女子大学附属中学の「男子」が、穴場だ。
定員25人に対し、応募者は32人だから、倍率は1.28倍と、かなり低い。
女子と違い、男子は附属高校に内部進学できないから、正確には高校から女子校になるので、男子は高校受験をして外部に出なければならない。
しかし、地元公立中学に通っても高校受験は待ち受けている。良好な学習環境で中学3年間を過ごすことができるだろうから、十分に入学を目指すだけの魅力はあるだろう。
来年がどうなるのかは、現時点では正確に予測しずらいが、都立中の出願時期が近づいて、どうにも合格が見込めず、都立中に「特攻」をかけることにしかならないような場合は、代替校に入れても面白いのでないだろうか。