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三田学院

[2021年2月27日]

【都立中】新たな闘いが始まる

2月21日に東京都立高校の入試が終わり、2月24日に国公立大学二次試験(個別試験)前期日程が終わり、これで今年度の入試シーズンは終わった。

名実ともに、新年度入りする。

春から始まった新型感染症の拡大と最初の緊急事態宣言下での苦闘が、まだ昨日のことのように感じられる。1年などあっというまに過ぎることを、再確認した1年だった。

新年度の大きな改革は以下の通りだ。

1つ、体系数学カリキュラムを本格的に稼働させる。
1つ、新学習指導要領に合わせ授業を全面刷新する。
1つ、在宅指導を通塾指導と共に実質二本柱とする。

体系数学カリキュラムは、ご要望が多かったため開発を続けていたが、昨年度中に完成したので、今年度から本格稼働させる。

新学習指導要領への対応は、昨年度中に目途をつけることができたので、中学受験指導の内容も、高校受験指導の内容も、今年度中に、すべての移行を完了する。

新型感染症の拡大によって、これまで本格的には日の目を浴びていなかった感がある「在宅指導」は、逆に脚光を浴びた1年となった。

初夏には在宅生数が通塾生数を上回り、今や在宅生数が通塾生数を大幅に上回る状況にまでなった。

令和3年度の募集を再開して約1ヶ月が過ぎたが、新年度の在宅生の新規入塾者数は、通塾生の新規入塾生数を、いまだに大きく上回る水準で推移している。

新型感染症のワクチン接種が始まったので、今後は通塾生の新規入生数の方が優勢になるのかもしれない。

しかし、在宅コースは、熱意ある受験生が数多く集ってくれることが明確になったので、これからもさらに在宅コースの指導を充実させていきたい。

在宅コースでは、都内の東から西まで、広く塾生がいることに、深く感謝している。
通塾コースでも、港区外から通ってくれる塾生が多いことに、とても感謝している。

今後は、東京都隣接エリアまで募集エリアを拡大させていく取り組みを徐々に試していきたいと思う。差し当たり、「都内への通学圏エリア」程度までの拡大を模索したいと思う。

ただし、量の拡大は追わない。質のさらなる向上を目指す。

目指しているのは、合格率における「完全勝利」であることに、変更はない。

*この「完全勝利」という言葉は、今年度合格者の保護者からいただいたものだ。
*逆転合格を果たした塾生から、「神ってる」という言葉をいただいたこともあった。

中学受験指導では、現在「都公立中高一貫校(都立中)」と「鹿児島県立楠隼中」、ならびに「国立大学附属中」と「難関私立中」に重点を置いているが、「高い合格率を維持」していくために、在塾生はもちろんだが、新規生のご意向にも沿いながら、いくつかの新たな施策を実施していく。今はまだ手の内は明かさない。

まもなく新しい春が来る。

また新たな闘いが始まる。

=お知らせ=

引き続き、不合格情報をお待ちしています。

都立中入試の全体像を明らかにしますには、まだまだ、データが不足しています。

お名前は匿名でまったくかまいません。ただ同じ校舎や教室かなと思われる情報も届いていますので、教室名(校舎名)まで書いていただきますと、分析や解析がしやすく、大変ありがたいです。差し支えない範囲でかまいませんので、ご協力をお願いします。

よろしくお願いします。