[2021年3月3日]
令和3年度入学者の都立中と都立高の合格者のデータを分析していて、思いを新たにしたことがある。
それは「やはり報告書点が重要」だということだ。
都立中や都立高校進学校入試では実に重要だ。
内申が高くても合格が確実とはならない。
しかし、
内申が高いほど合格可能性はより高まる。
一方で、
内申が低くても合格できない訳ではない。
しかし、
内申が低いと合格可能性はかなり下がる。
さらにわかりやすく書けば、
内申が高く、実力が高い、という受験生は、圧倒的に強い。
内申が高く、実力が相応、という受験生は、そこそこ強い。
内申が高く、実力が低い、という受験生は、勝算が低い。
一方で、
内申が低く、実力が高い、という受験生は、安定しない。
内申が低く、実力が相応、という受験生は、勝算が低い。
内申が低く、実力が低い、という受験生は、勝算がない。
特に、内申が低く、実力が高い、という受験生は、実に怪しい。
内申が低いのに、模擬試験の偏差値が高い、という受験生のことだ。
特に、都立入試では、本番で敗退する可能性が高い。
そもそも、定期テストが頻繁に行われる中学生で、内申が低いというのは、実に怪しい。
学習難易度が入試よりも相当に低い公立小学生で、内申が低いというのは、実に怪しい。
都立中学は、内申が合否判定の平均で25%を占める。
都立高校は、内申が合否判定の30〜50%を占める。
都立中学への合格を目指すなら、内申は非常に重要である。
都立高校への合格を目指すなら、内申からは逃げられない。
実力をもって内申を上げることを目指すのが都立入試攻略の第一歩となる。
ズルをして内申を上げようなどと考えても、合否から逆算すると意味がない。
実力を上げることで、内申を上げよ。
高い実力と、高い内申で、合格を確実にせよ。
今年度の合格者が改めて示してくれたことだ。
ハイレベルな闘いにおいて、
まさかの不合格はあるかもしれない。
しかし、
まぐれの合格を期待するのは難しい。
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