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三田学院

[2021年4月5日]

【都立中】残念組が2月と3月にすべきだったこと

都立中残念組が、この2月と3月の「中学入学直前期」に、しておくべきだったことは何か。

リベンジコースで入塾された塾生に配慮して、4月になったことを確認して、この日記で書いておく。

中学受験を闘ってみたことで、難関高校を目指すだけの素地がないことに気がついてしまった人は、さして読む意味がないことを先にお伝えしておく。

中学受検は残念な結果になったが、高校受験で挽回できる可能性があると確信できる人は、この2月と3月に取り組むべきことがあった。

中学英語と中学数学の先取である。

それも、大手塾で一般的な、気休め程度の先取ではない。

英語なら、少なくとも中1の検定教科書を終えられるくらいまで一気に進んでおくべきだった。
数学なら、小学校算数を完璧にした後、中1検定教科書の半分程度まで進んでおくべきだった。

もちろん、ただ高校に進めれば良いというのなら、ここまで先取りしておく必要はない。しかし、高校受験で進学校に確実に進みたければ、これくらいは進めておきたい。

中学入学直後に成績がビリだった高校受験生が、3年後にトップ校に合格したという話など聞いたことがない。高校受験でトップ校に合格できるのは、中学入学直後からクラストップを維持できた生徒であることがほとんどだ。

つまり、中1のスタート時点から、ずっとクラストップを維持できないと、その先にトップ校には合格できる可能性は低いということだ。

そこから逆算すれば、中学入学の直前期にしておくべきだったことは明白であろう。

この2月と3月を、どう過ごされたであろうか。