[2021年4月19日]
複眼的な見方をするため、四谷大塚偏差値−2021結果偏差値も確認しておこう。
しゅともしの偏差値とは、7〜12ポイント程度違う(四谷大塚の方が小さい値となっている)。母集団や問題の難易度が違うので、比較はできないことを、念のため申し添えておく。
■男子
73:筑波大学附属駒場
72:−
71:開成
70:−
69:−
68:麻布
67:都立小石川
66:筑波大学附属、駒場東邦
65:−
64:千葉県立県千葉、私立武蔵、海城、慶應普通部、早稲田高等学院
63:ラ・サール、早稲田実業、巣鴨(算数)
62:都立武蔵、千葉県立東葛飾
61:茨城県立水戸第一、世田谷学園(算数)
60:茨城県立土浦第一、都立桜修館、都立大泉、都立両国、高輪(算数)
59:茨城県立並木、芝
58:千代田区立九段B、都立三鷹、都立南多摩、さいたま市立浦和、本郷
57:都立立川国際、都立白鴎、都立富士、函館ラ・サール、世田谷学園
56:北嶺、攻玉社
55:巣鴨、川崎市立川崎
54:さいたま市立大宮国際
53:茨城県立日立第一
52:高輪、千葉大学附属
51:−
50:鹿児島県立楠隼、茨城大学附属、茗渓学園、成城、国学院久我山
■女子
71:桜蔭
70:筑波大附属、豊島岡女子
69:女子学院
68:雙葉、早稲田実業
67:都立小石川
66:お茶の水女子大附属
65:都立武蔵、千葉県立千葉、フェリス、洗足
64:−
63:都立両国、茨城県立水戸第一
62:都立桜修館、千葉県立東葛飾、茨城県立土浦第一、吉祥女子
61:茨城県立並木、鴎友、頌栄、立教女学院
60:千代田区立九段B、都立大泉
59:都立立川国際、都立白鴎、都立富士、さいたま市立浦和
58:都立三鷹、都立南多摩、東洋英和、学習院女子
57:川崎市立川崎、品川女子(算数)、普連土(算数)
56:−
55:さいたま市立大宮国際、茨城県立日立第一
54:千葉大学附属、大妻、共立女子(合科)
53:山脇(算数)
52:茨城大学附属、共立女子、茗渓学園
51:品川女子(合科)
50:品川女子、国学院久我山
*都立中志望者向けの抜粋偏差値表なので、私立中は適度に省略している点はご容赦いただきたい。
都立中どうしの難易度の序列が、かなり綺麗にでている感じがする。小石川の断トツ感、都立武蔵の追撃感、続く桜修館と両国と九段と大泉の健闘ぶりがよくわかる。
5年ほど前、小石川は千葉県立東葛飾とおなじような難易度であった。それが今や、小石川は県千葉を抜き都立武蔵は東葛飾を抜いた。都立中がこの5年間で大きく難易度を上げたことも確認できる。
この表を見れば、麻布に合格できて、小石川に残念になる、ということの現実味が理解できるだろう。
また、鹿児島県立楠隼の難易度が確認できる点においても、有益な偏差値表である。しゅともしの偏差値に鹿児島県立楠隼はない。
最難関私立や難関私立が第一志望で、都立中を第二志望とするなら、この模擬試験の偏差値表が使いやすいだろう。
都立中が第一志望で、難関私立中や中堅私立中を第二志望とするなら、しゅともしの偏差値表の方が参考になるだろう。
悩ましいのは、都立中は入学難易度の高さに割に、難関大学合格実績で難関私立中高一貫校には、いまだに適わない点である。