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三田学院

[2021年4月21日]

【都立中】偏差値時系列比較

10年ひと昔と言われるが、暦の世界は12進法なので、12年間の偏差値変化を確認してみる。

2021年度(最新)と2009年度(12年前)の比較だ。比較できるのは、23区内の大泉を除くと、多摩地区の都立武蔵と立川国際である。

参考までに、私立伝統校から、男子は暁星、女子は普連土の12年変化も掲載しておく。

学校名の後に*印があるのが最新年度の偏差値、ないのが12年前の偏差値である。

偏差値は、しゅともしの結果偏差値を使用した。四谷大塚ではないのでお間違えないように願いたい。

■都立中女子難易度
74:小石川*
73:
72:
71:
70:
69:武蔵*、両国*
68:桜修館*
67:
66:九段B*
65:大泉*
64:白鴎*
63:富士*、立川国際*
62:小石川
61:武蔵、普連土*
60:両国、普連土
59:立川国際
58:桜修館
57:白鴎
56:九段B

■都立中男子難易度
72:小石川*
71:
70:
69:
68:武蔵*、両国*
67:
66:九段B*、桜修館*
65:大泉*
64:富士*暁星、暁星*
63:立川国際*
62:小石川白鴎*
61:
60:武蔵、両国
59:立川国際
58:桜修館
57:白鴎
56:九段B

何度も申し上げているが、都立中は過去十数年間で、大きく難易度が上昇した。10年以上前の黎明期の頃の入学難易度を、今の難易度かのように錯覚している親子が、いまだに少なくないような気がする。

難関私立中学への合格は難しそうだが、都立中なら合格できるかもしれない、と考えるのは、かなり甘いのではないだろうか。