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三田学院

[2021年6月12日]

【都立中】叱られたくないから勉強しない

勉強したくないのは、なぜか?

しかられるからか?
注意されるからか?
訂正されるからか?

表層だけしか見えない人には、そう見えてしまうかもしれない。

しかし、本当の理由や原因は、そこにはない。

しかられなければ、勉強するのか?
注意されなければ、勉強するのか?
訂正されなければ、勉強するのか?

を、考えてみれば分かる。

勉強しない子は、しかられなくても、勉強しない。
勉強しない子は、注意されなくても、勉強しない。
勉強しない子は、訂正されなくても、勉強しない。

勉強しない「言い訳」の一つが、

しかられるから、
注意されるから、
訂正されるから、

でしか、ないのだ。

親が、そのことを見抜けないと、子は成長できない。

理由は、上手に勉強する方法を知らないからである。
結果として、いつまでも勉強の成果を実感できない。
よって、本気で勉強する気には、なれないのである。

勉強する気にさせてあげるには、どうしたらよいか?

上手に勉強する方法を示してあげることだ。

それを知り、理解し、実践していれば、

そのうち、勉強は嫌でなくなる。そして成績も上がる。

しかることでも、ほめることでも、ない。

「自由にさせてあげていれば、いずれ勉強する子になる」などと言ったら、気が狂ったかと、思われるだろう。

勉強する子に育ててあげるのが、世界の常識である。

いや、

勉強する子に育ててあげるのが、人類の常識である。