[2021年7月14日]
全国募集の公立中高一貫校、楠隼の魅力について、追記しておく。
東京で開催された学校説明会では、塾生以外の保護者とも情報交換することができ、興味深いご意見をお伺いすることもできた。
ご子息やご息女が多い、つまり子だくさんのご家庭にとって、楠隼は特別なメリットがあるようだ。
一般的なファミリー向けのマンションや戸建ての場合、子供が3人以上となると、子供の勉強部屋を確保するのが容易ではなくなる。
大学受験などを控えた子の勉強環境を整えるためだけに、より広い住宅を手に入れるのは容易ではなく、経済効率もよくない。
また、追加でワンルームや1LDKの住宅を手配すれば、月10万円程度の追加家賃が必要となるだろう。
そうしたことも考慮すると、楠隼の寮費はリーズナブルとの判断になるようだ。
さらに、寮での学習時間が強制で確保されているのも、保護者の安心感につながっているようだ。チューターなどが監督してくれるので、学習習慣が確立されやすい。
学校によると、これまで学年別に配分していた寮6棟の1人部屋を、昨年から高3を除いて学年をシャッフルした配分にしたことで、寮ごとにある学習室が学年混成となり、中1や中2の学習への取り組み姿勢が大幅に向上したそうだ。生活態度まで向上したらしい。寮の教育効果もなかなか良い。
これは、兄弟が少ない受検生や、一人っ子の受検生にとっても、魅力的であろう。
寮の兄貴たちの学習態度や生活態度は、教育効果抜群のようだ。
弟分の指導もできるようになれば、人間としての成長も期待できると思われる。
楠隼の魅力は、勉強がはかどる環境や、大学合格実績だけではない。
楠隼の魅力は、寮生活や民泊体験や農漁業体験などにより、人間としての成長が期待できることだ。