[2021年11月11日]
適性検査の本質とは、いったい何だろうか。
・麻布に合格したのに、小石川に不合格になる。
・駒場東邦に合格したのに、桜修館に不合格になる。
・吉祥女子に合格したのに、都立武蔵に不合格になる。
詳細な追跡調査から明らかになった事実だが、これが何を意味しているか、おわかりになるだろうか。
・受験学力が高いだけでは、都立中の適性検査は突破できない。
・牧歌的な受検生は、都立中からすればもはやお呼びではない。
都立中の適性検査を突破することは、ちまたの親子が考えているほど、甘くはないのだ。
ところで、嬉しいニュースがいくつか届いている。
・今春に白鴎に合格した子は、1教科を除いて、残り「オール5」の通知表をいただいてきた。
・昨春に九段に合格した子は、2教科を除いて、残り「オール5」の通知表をいただいてきた。
地元公立中の「オール5」とは、レベルが全く違う「オール5」だということは、都立中に子を通わせている保護者なら、知っているはずだ。
適性検査対策を通じて、本物の学力を身につけられた証だろうと思う。
これぞ、都立中の適性検査で求められている姿なのではないだろうか。
適性検査の本質を見抜いた受検対策は、きっと将来も役に立つと思う。
ちまたの多くの受検生たちが、まちがった適性検査対策をしないようにと、祈りたい。