[2022年1月31日]
首都圏における中学受験生のほとんどは、私立中学受験生である。
学力試験型の都内国立大附属中の定員が約 400人
適性検査型の都内国公立中学校の定員が約2,000人
一方で、
都内私立中学校の定員は、約25,600人である。
国公立中学校に入学できる中学受験生は、全体の約10%である。約90%は私立中学へ進学する。
学力試験型の国公立大学附属を私立中学定員に合算すると、私立中学以外は約2,000人で、私立中学等は約26,000人となり、比は1:13となり、約7%:約93%となる。
首都圏における中学受験生のほとんどが、都立中以外の中学受験生であると言える。
話しは本題へ進む。
私立中学受験生の平均的な受験校数は、つまり併願校数は、7校程度と言われている。
ここで、平均的な勝敗数は、勝ちが2校から3校で、負けが4校から5校だと言われている。
私立中学受験生の場合、挑戦校や本命校に合格した時点で、2月5日を待たずに終了するケースが多い。
練習校や前受校を除いて、挑戦校か本命校に1つでも勝てたら上がり、と決めている受験生が多いからだ。
1勝でいいのに、2勝や3勝になるのは、合格発表までにタイムラグがあり、別の学校や別の受験回の入試を受けながら合格発表を待たざるを得ないことと、埼玉や千葉の練習校や前受校の合格が加算されるためだ。
そんな中、4敗や5敗している受験生が多いことに注目しておくべきだろう。
つまり、これは、私立中学受験生のほとんどは、いくら負けようと、最低1つ勝つまで、闘い抜いているということだ。
全滅して地元公立中学に進学する中学受験生もいなくはないが、ごく少数派だということだ。この全滅組の多くは男子受験生となる。なぜなら、男子校と共学校の男子定員総数が、男子受験生総数よりも、明らかに少ないからだ。どんなに頑張っても、東京や首都圏以外で進学先を確保しないと、全滅になる受験生は必ずでてくるようになっているからだ。
話しを戻すが、私立中学受験においては、いくつ負けようが、1つ勝てれば、進学先を確保でき、上がれる。
言い換えれば、
全敗でなければ、勝ち
全滅でなければ、勝ち
もちろん、勝ちにも、圧勝や快勝や善勝もあれば、そうでない勝ちもあるだろう。
しかし、勝ちは勝ちである。負けではない。
厳しい闘いの中で、適切な併願戦略こそが、全てを癒してくれる。
すべて負ければ、負けになるが、
すべて負けでなければ、勝ちである。
いただいた勝ちを、大切にすべきである。