[2022年3月7日]
都立中学は記述式なのに、都立高校はマークシート式である。
都立高校は、かつての記述式から、段階的にマークシート式への移行を進め、今は完了している。
これは、時代の流れに逆行しているのではないかと思われる方がいるかもしれないが、そう思う方は、どこかの大手塾のプロパガンダに洗脳されている可能性がある。
愛知県の公立高校入試は、2023年度、つまり来年度から、マークシート式に全面移行する。新しい動きである。
茨城県の公立高校入試は、2022年度、つまり今回から、記述式を大幅に減らし、ほぼ選択肢問題となった。今後マークシート式に移行する布石の可能性がある。
茨城県は、公立中高一貫校の適性検査も、2022年度、つまり今回から、記述式を大幅に減らし、ほぼ選択肢問題となった。適性検査は記述式という思い込みで臨んだ受検生は、面食らったことだろう。
国公立大学の他に、多くの私立大学も参加する「大学入試共通テスト」がマークシート式であることは、周知のことであろう。「共通一次」も「センター試験」もマークシート式だったから、もう30年以上もマークシート式のままだ。
一部に記述式の導入が検討されたが、国公立大学側の反対などから、完全に頓挫している。今後もマークシート式を中心とした入試制度を維持して行くことになるだろうと思われる。記述式は2次試験(個別試験)で実施しているので、わざわざ一次試験で導入する必要性は大きくはない。
マークシート式だからといって、詰め込み式で対応できるというものではない。
逆に、記述式だからといって、知識がなくても対応できるというものでもない。
記述式かマークシート式かにかかわらず、知識や技能、思考力や判断力がなければ、対応できない。
小手先の対策では、どうにもならないことを、よく承知した上で、しっかりと準備を進めるべきである。