[2022年7月8日]
全国の公立中高一貫校の立ち位置を確認しておこう。
<東大合格者数の全国ランキング>
01位:小石川(20)
02位:県千葉(19)
03位:都立武蔵(11)
04位:並木中等(9)
04位:東葛飾(9)
06位:九段中等(7)
07位:仙台二華(6)
07位:都立両国(6)
07位:横浜南(6)
10位:相模原中等(5)
(中略)
13位:立川国際(4)
(中略)
20位:白鴎、南多摩、市立稲毛(3)
(中略)
25位:大泉、富士、日立第一(2)
(中略)
36位:楠隼、鹿児島玉龍、市立浦和、伊奈学園、横浜サイエンスフロンティア(1)
*カッコ内は合格者数。
全国にあまたある公立中高一貫校のうち、東大合格者の輩出校は、たったの、これだけである。
全国の多くの公立中高一貫校は、都立中ほどの難関校ではない。
何度も申し上げているが、都立中と、あまたある公立中高一貫校を、同列で語るのは適切でないことが、お分かりいただけるであろうか。
小石川は「都内トップ」ではなく「全国トップ」であることがわかる。
都立武蔵や九段や都立両国も「全国レベル」の難関公立中高一貫校といえよう。
都立中のうち数校が「東大合格者ゼロ」となった中で、楠隼の健闘が光る。
楠隼は2年連続で東大に現役合格者を輩出している。国公立大学への合格率でランキングすれば、難関都立中に匹敵する順位になるであろう。
*11位以下は、閲覧性を重視して、首都圏と鹿児島県以外の公立中高一貫校は割愛して表示をした。
*首都圏は、東京都心部までの在来線で一般的に通勤可能な東京都内と埼玉県と千葉県と神奈川県と茨城県までとした。
*尚、中高一貫化してからの卒業生をまだ出していない学校は対象外とした。
本日の日記の内容とは直接には関係ないが、「楠隼の学校見学・寮見学会」(7月31日の日曜日に午前午後2部制で開催)の申込締切日が7月11日(月)に迫っているので、この場を借りてお伝えしておく。午後の部は空港までの無料送迎バスが運行されるので便利である。
余談になるが、当スタッフは今年の春に楠隼の学校と学寮を訪問した。その際に楠隼の教員の方と職員の方には手厚くご対応していただいたことに、この場を借りて重ねてお礼申し上げる。
そもそも、当スタッフは、受検生の保護者ではないので、この夏の受検生向けの現地見学会には参加しない。当日は塾生親子の数組が参加予定なので、仲よくしていただけるとありがたい。