[2022年10月28日]
都立高校の推薦入試における最新の合格目安を内申点で示しておく。
日比谷男子:∞
日比谷女子:∞
西男子:∞
西女子:∞
国立男子:∞
国立女子:∞
立川男子:∞
立川女子:∞
八王子東:45
八王子東:45
戸山男子:45
戸山女子:∞
青山男子:∞
青山女子:∞
*45とは、オール5のこと。
*オール4は36で、オール3は27。
*合格目安の「45」とは、「オール5」ならほぼ合格が確実ということ。
*合格目安の「∞」とは、「オール5」でも合格確実ではないということ。
お疲れさまとしか言いようがない。
全国の公立高校では、推薦入試を廃止して、特色入試(大学入試における総合型選抜のような入試)を導入する動きがあるが、東京都立高校では推薦入試を当面は継続する模様だ。
都立高に合格するには、都立中に合格するよりも、内申が大きな意味を持つと言えるかもしれない。
小学校で「オールよくできる」でも、「オール4」がありうる。
「オールよくできる」は、「オール5」ではない。
小学校で「オールできる」だと、「オール3」になる可能性が高い。
「オールできる」は、「オール4」ではない。
繰り返すが、お疲れさまとしか言いようがない。
「都立中に残念になったら、都立高校の進学校を目指そう」には、騙されないようにするのが、よかろう。
中学受検で3年頑張って、高校受験でも3年頑張って、合計6年も頑張ると、受験生の心身は疲弊するし、保護者の財布も疲弊する。
受験生と保護者が疲弊していく一方で、代わりに元気になっていくのは、都立中の大量不合格が利益の源泉となる仕組みの、悪徳大手塾だけだろう。