[2022年12月23日]
在籍し続けられる限り高校受験のない都立中高一貫生だが、大学受験は逃れられない。
しかも、都立中のある先生の言葉を借りれば、
都立中受検は都道府県大会
高校受験も都道府県大会
しかし大学受験は全国大会
となる。
大学受験では全国の強者たちと合格を競い合わなければならない。
高校受験がないことをいいことに、中高6年間を謳歌しすぎると、この時期になって希望大学と己の実力が乖離していることに悩むことになる。
まあ、これは高校受験をして高校生になり大学受験を迎える高校3年生にも言えることなので、特別なことではない。
高校時代の友人O君は、現役時代に東京大学に残念になり、浪人をして東京大学に再挑戦し、見事合格している。
おなじく高校時代の友人K君は、現役で名古屋大学に合格し入学しておきながら、大学1年生の秋に中退し、東京大学に挑戦して、見事合格している。
O君は浪人、K君は仮面浪人である。
K君は仮面浪人時代の夏に、つまり大学1年生の夏に会った際、すでにその決意を語っていたが、せっかく合格した名古屋大学を中退してまで、再度大学受験をするということに、衝撃を受けた記憶がある。
高校3年時点の実力で確実に合格できる大学に進めばよいと考えていたので、そうではない生き方があることを、十分に理解できていなかったからだ。
それから月日が流れて大学卒業後に、K君とO君とT君との4人で、東京駅の近くでそろって会合を持ったが、K君もO君もT君も高校時代の面影のままで何ら変わらず、月日が流れた分だけ大人になっただけであると感じ取った時も、言葉にできない衝撃を受けた。
東京大学に進もうが、難関私立大学に進もうが、K君はK組んだし、O君はO君だし、T君はT君だったからである。
話しを今に戻すが、
共通テストの出願は秋にすでに終わっていて、これから共通テストの受験、私立大学の出願、国公立大学の出願の時期を迎える。
国公立大学と難関私立大学は、現役生であれれば誰にとっても初出場の全国大会である。思い通りの結果にならない受験生もいるであろう。
しかし、どのような結果になろうと、自分は自分のままだし、友人は友人のままである。
合格をいただいた大学に入学するもよし、浪人をするもよし、仮面浪人をするもよし、である。
どの大学に進もうが、それで人生のすべてが決まるわけではなく、そこで努力や苦労が終わるわけでもないので、それぞれがよしとする道を選ぶのが正解だろう。
すべての大学受験生にエールを贈って、今日の日記としたい。
=お知らせ=
「募集停止期間」中に、募集基準と募集期限の改定を行っています。
旧基準と旧期限のご案内には「R4」を頭につけて表示し、新基準と新期限のご案内には「R5」を頭につけて表示して、分かりやすくご案内します。
今後、順次、楠隼合格コース、私国立中合格コース(中学受験合格コース)、高校受験合格コース、大学受験合格コースなどの改定を行っていきます。改定後の内容は、ホームページの更新をもってご案内してまいります。
R5年度は、新中2や新中3の高校受験生と新小5と新小6の中学受験生の募集をより積極的に行いたいと考えています。しかし、R5年度は新小4と新中1は原則として合格コースを優先した募集を予定しています。
*募集基準と募集基準の改定前に体験授業のご予約をいただいた方は、改定前の募集基準と募集期限を適用いたします。
*募集基準と募集基準の改定後に体験授業のご予約をいただいた方は、改定後の募集基準と募集期限を適用いたします。