[2023年1月16日]
難関中学合格率が、大手S塾を大幅に上回る、ある中堅塾の秘儀を、その塾のトップから直接に伝授していただく機会があった。
とても貴重なことなので、このスタッフ日記に、差し支えないがないだろうと思われる範囲で、オブラートに包んだ表現で、記録しておき、忘備録としたいと思う。
秘儀1:新小4と小4でしか募集しない。
秘儀2:受験対象校を絞り込み特化する。
秘儀3:顧客に選ばれる形で顧客を選ぶ。
どの秘儀も奥が深く、ひとことで表現するのは容易ではない。
この、難関中学への合格率が突出して良好な中堅塾だが、この境地に達するために、実に40年近い月日がかかったそうだ。
その間に、苦々しい経験を数多く積み、それを常に次に活かしてきたという、戦国時代の最後の覇者も感服するような、経歴がある。
おそらく最も苦々しい思いをされたのは、せっかく育てた塾生を、次々に大手塾に奪われた経験だろう。その奪われた塾生は、その後に私立御三家中学に合格したそうだ。
どの秘儀も、大手塾には、真似がしずらい。
小規模塾からスタートしたが故に、小規模塾からスタートしたことによる苦々しい日々があったが故に、手に入れることができた秘儀だと思う。
ここには書けないが、公立中高一貫対策も、独特の指導をしている。ただし都心部では通用しないだろうとも語っていた。すべてお見通しであり、その点も大いに感服した。
組織力か、属人力か。
これについても、洞察力が半端ではなかった。
いつかどこかで、恩返しができるであろうか。
エリアは競合しないし、目標校も競合しないので、塾生の保護者には、聞かれたら塾名をお伝えしたいと思う。
=お知らせ=
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