[2023年1月29日]
いよいよ、東京神奈川決戦まで、残り数日となった。
第一志望校が私立の場合は2月1日が、第一志望校が国公立の場合は2月3日が、最重要日となることに、異を唱える人はいないだろう。
実は戦局を安定させる上で重要なのは、2月1日に続く2月2日の戦いと、2月3日に続く2月4日の戦いである。
私立型の場合は2月1日午前に大本命校を受けるのが定石となる。ここは受験生が最も分散するので合格が取りやすいからだ。ただ、2月1日午前に受験する私立が、挑戦校なのか、最適校なのか、安全校なのかで、その後の戦局の推移はかなり違ってくる。
もっと言えば、2月1日の受験校で合格が取れれば、極端な話し中学受験は完了できる。しかし完了できるのは少数派で、多くは戦闘継続を強いられる。しかも2日までに合格を取れないと戦線が総崩れになりかねない。3日以降は定員が絞り込まれるからだ。
よって、2月2日の戦いが重要となる。
国公立型の場合で、特に公立中高一貫が第一志望で、難関私立を併願しないパターンは、私立型とはかなり違う。
2月1日と2日は適性検査型入試を行う私立中を併願するだろうが、その場合にそれらの学校への進学を想定している人はごく少数だろうから、極端な話し合否は関係ない。
むしろ、2月3日の本命入試が終わるまで、挑戦力と集中力と持久力が続くように、試験中にこれで終わりだと、心と体が反応してしまわないように、しなければならない。
4日に、実力相応校で、受験日程を組んでおくのがよい。
特に、3日の合格が確実でない人ほど、適切に4日を組んでおくのがよい。これにより3日の合格可能性を引き上げれる。そのようして合格した事例を何件も見てきた。
ただし、4日をどこにするのがよいかは受験生による。男女でも違ってくる。このため、事前に適切なアドバイザーを確保しておくことも必要だ。
1日と3日の受験校選択が適切なら、後詰めの2日と4日の併願校を間違えなければ、戦績は安定するはずだ。
後は、どうする進学先、で悩めばよい。
にほんブログ村