[2023年2月7日]
東京都の私立中学入試は5日でほぼ終わったが、私立高校入試が2月10日から始まる。高校募集も行う私立中高は、忙しい日々が続くことだろう。
そもそも、中学入試と高校入試が、連続して行われることに意味がありそうだ。中学入試で予定通り取れなかった人数を、高校入試で調整できる。逆もアリで、中学入試で取れ過ぎたら、高校入試で調整できる。
私立中学入試では、2月6日までに多くが入学手続締切日を締切るのは、遅くても2月9日頃に締切るのは、このためだろう。
今年は、2月11日(祝)あたりが、私立中学の入学者招集日のピークとなりそうだ。
都立中入試は2月3日で終わったが、都立高校入試は一般と分割前期日程が2月21日に、分割後期日程が3月9日に実施される。合格発表は、前期が3月1日、後期が3月15日だ。
公立中学校の卒業式のほぼ直前に、最後の最後の高校入試結果が出そろう。
私立大学入試は、西日本からスタートするが、東京の私立大学は2月5日あたりからピークを迎え、国公立大学前期日程入試の2月25日の直前まで続く。
国公立大学の合格発表は、前期が3月6日から10日、中期と後期が3月20日から23日だ。
後期日程までもつれた国公立大学受験生は、高校の卒業式が過ぎても、入学する大学が不明のままという、かなり心細い状態となる。
いずれにせよ、国公立大学の合格発表がすべて終了する3月下旬になれば、受験シーズンは終了する。
そして、公立の小中学校は春休みに突入する。
春休みが終わる頃には、入学式のシーズンとなる。
毎年、このサイクルが繰り返される。
受験シーズンが続く11月初から新年3月下旬までは、いつも気が晴れない。
まるで雪国の空のように。
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